人気コスプレイヤー・火将ロシエル「コミックマーケット102」新刊写真集に“メイド服プレゼントの実兄”も「ガタッ」

　８月１２日から１３日にかけて、国内最大級の同人誌即売会「コミックマーケット１０２」（以下、Ｃ１０２）が、東京都・ビッグサイトにて開催。各日１３万人が来場し、累計来場者数は２６万人となった。コミケ恒例となっているコスプレイヤーも増加。イベント初日は台風７号の影響もなく天候に恵まれたが、２日目は一時天候が悪化したため、それ以降は屋内のコスプレエリアも盛り上がりを見せていた。

　当日は雑誌グラビアやバラエティ番組でも活躍する人気コスプレイヤーも多数参加。イベント２日目にサークル「猫耳メイド屋」として参加していたコスプレイヤーの火将ロシエルさんは、新刊『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』『Ｂｅａｓｔ Ｅａｒｅ ｇｉｒｌｓ』を頒布しており、新刊にも収録されている熊のコスプレを披露していた。

　そんな火将さんをインタビューし、新刊の内容や制作に至った経緯、Ｃ１０２に参加した感想などをうかがった。

■大盛況のビッグサイトに「懐かしいコミケが帰ってきた」

――今回の新刊はどういった内容になっているのでしょうか。

火将ロシエルさん　『Ｂｅａｓｔ Ｅａｒｅ ｇｉｒｌｓ』は、熊とうさぎ、猫を擬人化したアニマル写真集で、ＯＺＺＯＮ ＪＡＰＡＮ（オッズオンジャパン）さんの衣装を身に纏っています。『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』はメイド写真集で、セクシーなメイド服、私がデザインしたもの、そして、コスプレにハマるきっかけになったお兄ちゃんからもらったものの３種類が収録されています。

――メイド写真集を作ろうと思ったきっかけを教えていただけますか。

火将ロシエルさん　「お兄ちゃんからメイド服をもらったコスプレイヤー」として『月曜から夜ふかし』（日本テレビ系）に出演させていただいてから時間も経ち、メイド写真集を出すなら「（Ｃ１０２が）いいタイミング」と思ったので、出させてもらいました。

――お兄さんからコメントはありましたか。

火将ロシエルさん　Ｔｗｉｔｔｅｒ（現Ｘ）で「ガタッ」ってコメントが来ました（笑）。このタイトルを付けることも、メイド服を収録することも言ってなかったので、めっちゃびっくりしていましたね。「ガタッ」って椅子から落ちてました（笑）。本当に大好きなお兄ちゃんです。

――お兄さんらしいですね（笑）。今回の衣装についてもお聞きしたいのですが、これはアニマル写真集に収録されている熊のコスプレですか。

火将ロシエルさん　そうです。熊の擬人化は人生で初めてやりました。ＯＺＺＯＮ ＪＡＰＡＮさんが出されている衣装を使って、コーディネートをさせていただいています。

――熊を選ばれた理由はなんでしょう。

火将ロシエルさん　熊のコスプレをしている人は大勢いると思うんですけど、真っ赤な熊のコスプレはあまり見たことがなかったので、やってみようかなと思いました。

――Ｃ１０２から来場者数の規定を大幅に緩和することになりました。１日目は１３万人が来場されましたが、参加されていかがですか。

火将ロシエルさん　「懐かしいコミケが帰ってきた」って思いました！　コロナ期間中は人通りが少なくて、暑いけどそこまでじゃなかったんですけど、今回は本当にたくさんの方が来場されているので、灼熱の地獄のように暑いです（笑）

――２０２３年も後半に入りました。年内に達成したいと思われていることはありますか。

火将ロシエルさん　２０２３年は、お笑い芸人さんとたくさん仕事をしたいと思っていたんですけど、なかなか実現できていなくて……。いろいろなネタを仕込んで、もっとお笑い芸人さんと仕事ができるように頑張りたいと思います！

――推しているお笑い芸人さんはいらっしゃいますか？

火将ロシエルさん　先日、ＹｏｕＴｕｂｅチャンネル「岡田を追え！」の岡田（康太）さんとコラボしたんですけど、めっちゃ面白いです。全てアドリブで進んでいくんですけど、本当に面白いので大好きです。