『ONE PIECE』「鳥肌」「全く新しいルフィ」新技ギア5ついに解禁!ギア2からギア4まで…ルフィのパワーアップの歴史を振り返るの画像
『ONE PIECE Log Collection“SNAKEMAN”』(C)尾田栄一郎/集英社・フジテレビ・東映アニメーション

週刊少年ジャンプ』(集英社)で連載されている尾田栄一郎氏による人気漫画『ONE PIECE』。現在放送中のテレビアニメではワノ国編のラスボス・カイドウとの戦いが描かれているが、8月6日の放送回で、モンキー・D・ルフィが繰り出す技「ギア5」が登場することが明らかとなった。7月22日にONE PIECE公式YouTubeチャンネルにアップされた動画にて、その様子が一部先行公開され、「鳥肌立ちました」「全く新しいルフィって感じ」「作画と演出にとんでもなく気合が入ってるのが伝わってくる」と国内外のファンの声でコメント欄も賑わっている。

 ルフィは並み居る強敵と戦ってきたが、本当に乗り越えるべき相手と対峙した際にギアを発動し、読者の胸の高鳴りを呼び起こしてきた。

 そこで今回は、ギア5(フィフス)解禁記念として、ギア2〜4までの戦いや初披露したシーンをおさらいしよう。なお、ギア5に関するネタバレは一切含まれていないため、安心していただきたい。

■ギアの始まり!ギア2でCP9を圧倒

 ギアシリーズが初めて披露されたのは、エニエス・ロビー編。ニコ・ロビンを連れ戻すために、「司法の島」エニエス・ロビーに乗り込むという海軍にしてみればとんでもないエピソードだ。

 作中では、第387話「ギア」で世界政府直属の諜報機関CP9のメンバー、ブルーノと戦ったときに、ギア2(セカンド)を披露した。CP9は特殊な体術「六式」を操る強敵で、初戦ではルフィも敗北を喫している。しかし再戦時にギア2を発動。『ジャンプ』本誌でリアルタイムで読んでいた読者は、最後のコマで変容するルフィを見て大興奮したに違いない。

 ギア2を発動したルフィは、とてつもない移動速度、攻撃速度でブルーノを圧倒。「ゴムゴムのJETバズーカ」で、防御力を極限まで高めたブルーノを撃破した。

 さらに、2年後のシャボンティ諸島ではギア2と武装色の覇気を組み合わせた「ゴムゴムの火拳銃(レッドホーク)」という必殺技を見せつける。炎の爆発をまとったパンチは、亡き兄であるポートガス・D・エースを彷彿とさせ、胸が熱くなった。

■巨人族の力!パワー特化のギア3

 ギア3(サード)はギア2とほぼ同時に作中で登場したパワー特化の大技で、指の骨を噛んで空気を入れ、まるで風船のように大きく膨らませる。巨人族のように体の部位を巨大化させて攻撃するのが特徴で、スピードを犠牲にしパワーに特化した迫力満点の強化技だ。
 初めて戦闘で披露したのは、第421話「ギア3」。CP9最強のロブ・ルッチと激闘を繰り広げた。ギア3を発動した際に「ゴムゴムの巨人の銃(ギガントピストル)」で、ガードの上から殴り建物と一緒に吹き飛ばす。そのとてつもない迫力に海軍と読者は驚かされた。

 ルッチとの決着自体はギア2による「ゴムゴムのJET銃乱打(ジェットガトリング)」だが、ギア3によるダメージの蓄積が勝因となった。

 なお、ギア2とギア3はともに体への負担が大きく、基本的に併用はしない。しかし、スリラーバーク編で七武海ゲッコー・モリアに対し、一度だけ併用したことがある。「ゴムゴムの巨人のJET砲弾(ギガントジェットシェル)」で、モリアを苦しめた。

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