イタリア出身のコスプレイヤー・ユリコタイガーさん、コミケ参加の言葉の壁も「サークル出展のために勉強」の画像
ユリコタイガーさん(写真・だい坊)
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 2022年12月30日から31日にかけて、東京ビッグサイトでは国内最大級の同人誌即売会「コミックマーケット101」(以下、C101)が開催され、2日間で18万人もの来場者を集めた。

 恒例となっているコスプレ参加者も男性が1459人、女性が3864人と多く、それぞれが年末のコミケを盛り上げた。今回ふたまん+では、サークル「ゆりおぺ」を出展し、写真集『不思議なバニーちゃん』を頒布していたイタリア出身のコスプレイヤー・ユリコタイガーさんにインタビュー。コミケに参加した感想や、コスプレについて話を伺った。

■日本のコスプレは「いろいろなジャンルがあってとても楽しい」

──今回のコスプレのキャラ名を教えてください。

ユリコタイガーさん 今回は、コミケで出した写真集『不思議なバニーちゃん』ver.のユリコタイガーです! これはオリジナルキャラですね。1番こだわったのはうさぎの耳で、ふわふわで私の頭にちょうどいいサイズに作りました。お店で売っているうさ耳は、大きすぎで壊れやすい物が多いので、最初から買うのを諦めて自作しました。あと、衣装はコミケに間に合わなさそうだったので、ワンピースをリメイクして1週間ぐらいで作りました。

──身体のラインがわかる衣装ですが、ボディメイクはされているのでしょうか?

ユリコタイガーさん マイペースにやっています。もともと、キックボクシングや合気道、Savate(サバット)などの格闘技を習っていたので、筋肉量が多いんです。ジムに行くのはちょっと苦手なのに、食べるのが大好きだから太りやすいです……(笑)

──今回、初サークル出展とのことですが、やってみた感想を教えてください。

ユリコタイガーさん 昔、1度だけ事務所と一緒に出展したのですが、トラブルが起きてしまい、そのときのトラウマが原因で個人での出展には抵抗がありました。それでも今回出展を決めたのは、8年間ぐらいコミケに通っていて「私の大好きなコミケは、そんなトラブルが起こるイベントではない!」と思ったからです。

 海外と違ってルールはたくさんありますし、難しい日本語でしか書かれていませんが「自分でやりたい。もっと日本語が上手くなるためにこれを全て理解しなくちゃいけない!」と思い、友だちに協力してもらいながら申し込みました。昔のトラウマを思い出して怖くて泣きそうになることもあったので、コミケが終わったときは「よく頑張ったなー!」と思いました(笑)。疲れることはわかっていたけど、出展してよかったです!

──日本語はどうやって学ばれたんですか?

ユリコタイガーさん 2013年から2014年まで日本語学校に通っていましたが、「中」レベルまでしか学んでいません。だから、ちょっと変な日本語をしゃべってしまうことがあります。まだまだ日本語勉強中です!

──出身がイタリアとのことですが、日本のコスプレイヤーにはどういったイメージがありますか?

ユリコタイガーさん かわいいキャラからめちゃくちゃカッコいい男装など、いろいろなジャンルのコスプレがあってとても楽しいです! アイドルに近いイメージもありますが、海外だとグラビア系アイドルのイメージがすごく強いと思います。いろいろなジャンルがあっていいと思いますが!

──日本の好きなところを教えてください。

ユリコタイガーさん キレイな場所が多いです。仕事に真面目で、電車も遅れていない。マナーがいい人が多いところも好きです。なにより、ご飯がめちゃめちゃおいしいです! 一番行ってみたいのは北海道、雪が大好きなんです。スノボーをしたり、温泉に行きたいと思っています。あと、カニを食べたいです!

■ユリコタイガーさん公式Twitter
https://twitter.com/YURIKOTIGER
■ユリコタイガーさん公式Instagram
https://www.instagram.com/yurikotiger
■「コミックマーケット101」公式サイト
https://www.comiket.co.jp

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