「参加型ボイスストーリーat 三菱一号館美術館<ヴァロットン展> “黒白の世界で謎の人物の素性を追え”」
「参加型ボイスストーリーat 三菱一号館美術館<ヴァロットン展> “黒白の世界で謎の人物の素性を追え”」

 三菱一号館美術館(東京・丸の内)では現在、19世紀末のパリで活躍したナビ派の画家フェリックス・ヴァロットンの木版画約180点を一挙初公開する展覧会「ヴァロットンー黒と白」が開催中。本展開催に併せて、梶原岳人さんと笠間淳さんが出演する音声MR体験イベント「参加型ボイスストーリー at 三菱一号館美術館<ヴァロットン展> “黒白の世界で謎の人物の素性を追え”powered by oto rea」が、12月23日まで実施されています。

■全く新しい美術館の楽しみ方を体験

「参加型ボイスストーリー at 三菱一号館美術館<ヴァロットン展> “黒白の世界で謎の人物の素性を追え”powered by oto rea」は、参加者がヴァロットン展を鑑賞しながら、スピーカー内蔵のメガネ型デバイスを着用して体験するコンテンツです。記憶を失った「青年」が、「謎の男」に導かれて自身の素性を解き明かすボイスストーリーが展開されます。

 記憶を失った「青年」を演じるのは 「ブラッククローバー」の主役アスタをはじめとする様々な話題作で活躍する声優の梶原岳人さん。「青年」を導く 「謎の男」は、12月公開の映画『SLAM DUNK』で三井寿を演じる声優の笠間淳さんが演じます。

 笠間さんは本企画を、「優れた芸術作品にはすべからく『物語』が視えるもの。今企画は誰もが、そんな『物語』と共に、芸術世界に浸れる素晴らしいものだと思います」と絶賛。梶原さんも「一般的な音声ガイダンスとは違って、耳元で実際にその場に鳴っているかのように再生される物語性のあるものに仕上がっているので、より皆さんには没入しながら作品をたのしんでいただけると思います!」と、その手応えを語りました。

 この「参加型ボイスストーリー at 三菱一号館美術館<ヴァロットン展> “黒白の世界で謎の人物の素性を追え”powered by oto rea」は12月23日(金)まで、展覧会「ヴァロットンー黒と白」は2023年1月29日までの開催です。

■出演声優コメント(全文)

梶原岳人
梶原岳人

【記憶喪失の青年役 梶原岳人さん】
ヴァロットン展を私たちの音声と共に体験しながら参加できるというのはとても光栄でした。収録に際して、どのようにどのタイミングで自分たちの声が使われるのか、シミュレーションさせていただきました。一般的な音声ガイダンスとは違って、耳元で実際にその場に鳴っているかのように再生される物語性のあるものに仕上がっているので、より皆さんには没入しながら作品をたのしんでいただけると思います! 黒と白の世界の中で皆さんの選択も重要になってきますので、ぜひ日常を忘れてお楽しみください!よろしくお願いいたします!

笠間淳
笠間淳

【謎の男役 笠間淳さん】
優れた芸術作品にはすべからく「物語」が視えるもの。芸術観賞の中で、そんな「物語」を感じ、味わう事はある種最上級の楽しみ方だと思います。今企画は誰もが、そんな「物語」と共に、芸術世界に浸れる素晴らしいものだと思います。皆さまの良き芸術観賞の一助とさせて頂ける事、わたしもとても嬉しく思います。目で観て、音で楽しんで、ヴァロットンの世界にどっぷりと浸って下さいませ。

■開催概要

<イベント概要>
「参加型ボイスストーリーat 三菱一号館美術館<ヴァロットン展> “黒白の世界で謎の人物の素性を追え”powered by oto rea 」

日時 :12月9日(金)~12月23日(金)
場所 :三菱一号館美術館
参加費:無料 ※事前予約必須(但し、当日有効の展覧会鑑賞券またはMSSサポーターカードが必要)
予約URL:https://mimt.jp/event/11957/

【ストーリー】
気付いたら美術館の中にいた青年。自分が誰なのか、なぜここにいるのか記憶がない。
すると遠くからコツ…コツ…、と謎の男が近づき、なぜか記憶を取り戻す手助けをしてくれる。
そのヒントを元に絵画を見ながら美術館を進み、青年の記憶を一緒に取り戻す体験型ストーリー。
最後のあなたの選択が、青年の運命を左右する。

【協力企業】
サービス開発:株式会社GATARI
体験設計:株式会社乃村工藝社
シナリオ・ビジュアル制作:株式会社ハレガケ
コンテンツ制作協力:三菱一号館美術館

<展覧会概要>
「ヴァロットンー黒と白」

「ヴァロットンー黒と白」

19世紀末パリで活躍したナビ派の画家フェリックス・ヴァロットン(1865-1925)は、黒一色の革新的な木版画で名声を得ました。独特の視点と多様な表現、そして卓越したデザインセンスをもつヴァロットン作品は、まるで解けない謎のように今でも私たちを魅了してやみません。中でも真骨頂ともいえるのが、木版画です。
三菱一号館美術館は、世界有数のヴァロットン版画コレクションを誇ります。本展では、約180点のコレクションを一挙初公開。黒と白のみで作り出された世界に焦点をあて、その魅力に迫ります。

会期:2022年10月29日(土)~2023年1月29日(日)
開館時間:10:00~18:00
※入館は閉館の30分前まで(金曜日と会期最終週平日、第2水曜日は21:00まで)
※開館日、開館時間を変更する場合がございます。

休館日:月曜、12月31日、1月1日(但し、12月26日、1月2日、1月9日、1月23日は開館)
入館料:一般1,900円 高校・大学生 1,000円 小・中学生 無料

【音声ガイド】
ナビゲーター:津田健次郎
価格:800円(税込)
※詳細は展覧会サイトをご確認ください。

【展覧会サイト】https://mimt.jp/vallotton2/