尾田栄一郎氏の『ONE PIECE(ワンピース)』には、実にさまざまな海賊が登場するが、その実力を示す1つの目安となるのが世界政府がかけた懸賞金の額ではないだろうか。
そこで今回は10億ベリー以上という高額な懸賞金をかけられた海賊のなかで「最強だと思うキャラ」を10代からから40代の男女200名を対象にリサーチ。その9位から4位までの結果をランキング形式で紹介していこう。(アンケートサイト「ボイスノート」協力)
※以下には、コミック『ワンピース』の内容が含まれています。ストーリーを解説するのが本記事の主目的ではありませんが、気になる方はご注意ください。
■第9位:“不死鳥”マルコ 懸賞金【13億7400万ベリー】
第9位(2%)は白ひげ海賊団の1番隊隊長を務めていたマルコ。冷静沈着な性格で、白ひげからの信頼も厚く実質、白ひげ海賊団No.2とも言える男だ。トリトリの実モデル“不死鳥(フェニックス)”の能力者で、戦闘時には不死鳥の姿に変身し、飛行することも可能。その際は鉤爪などで攻撃をする。不死鳥らしく高い再生能力も持っており、その再生力は海軍大将の攻撃を受けても全快するほど強力だ。
ワノ国編ではルフィたちの助っ人として戦闘に参加したマルコを選んだ人からは「不死鳥が弱いわけがない」(36歳・男性)、「白ひげ海賊団の中でもとくに強者っぽい雰囲気」(22歳・女性)、「どんな傷も回復できるなら、ある意味無敵では?」(29歳・男性)などのコメントが寄せられた。
■第9位:“死の外科医”トラファルガー・ロー 懸賞金【30億ベリー】
同率で9位(2%)となったのは、ルフィと同じ“最悪の世代”の1人であるトラファルガー・ロー。ROOMと呼ばれる空間を作り出し、その中ならば自在に人体を切断、結合、改造までできるオペオペの実の能力者だ。
四皇の1人、カイドウを倒すためルフィと同盟を組み、そこから腐れ縁とも言える関係となった。ワノ国の戦いでは同じく最悪の世代の1人、“キャプテン”キッドと共闘し、四皇ビッグ・マムを撃破。大物食いを果たした。
読者人気も高いローを挙げた人からは「ビッグ・マムを倒したから」(19歳・男性)、「オペオペの実の能力が便利で強すぎる」(40歳・男性)、「これからの新時代を代表する顔役の1人になると思う」(27歳・女性)など、今後の活躍に期待する声が多かった。
■第8位:“千両道化”バギー 懸賞金【31億8900万ベリー】
第8位(2.5%)は、お笑い担当のバギー。バギーの登場は早く、単行本2巻で初登場している。恐ろしい海賊というよりも勝手に自爆するお笑いキャラ的な存在で、当時の懸賞金は1500万ベリー。海賊になったばかりのルフィに翻弄されていた。
しかし、類まれなる運の良さとなぜか人を惹きつける謎のカリスマ性を持っており、優秀な部下たちに支えられるかたちで大海賊時代を駆け上がり、懸賞金もとんでもない額に膨れ上がった。
まさかの8位入賞を果たしたバギーを選んだ人からは「運が良いって、ある意味最強」(31歳・男性)、「実力はともかく、なんだかんだ最後まで生き残りそうだから」(36歳・女性)、「ギャグ担当がまさかの大出世」(29歳・男性)など、バギーの運の良さやしぶとさを評価する声が目立った。