『進撃の巨人』に『けいおん!』「メインではないけどファンの人気を集めたサブキャラ」3選!孤高のクールビューティーや毒舌キャラも!?の画像
『進撃の巨人 LOST GIRLS』1巻 (講談社コミックス) より

 アニメや漫画で、主人公と同じぐらい欠かせない存在である「ヒロイン」。彼女たちは視聴者から絶大な支持を受け、時に主人公よりも高い人気を誇る場合も多々ある。

 しかし、なかにはそんなヒロインに負けず劣らずの人気を誇る「サブキャラ」が登場する作品も。今回は、そんな魅力的なサブキャラたちを紹介したい。

■クールビューティーなのにツンデレ!? 『進撃の巨人』のアニ・レオンハート

 単行本世界累計発行部数1億部を突破した諫山創氏の大ヒット漫画『進撃の巨人』にも、魅力的なサブキャラが登場している。それが、主人公エレン・イェーガーやヒロインのミカサ・アッカーマンと同じ104期訓練兵に所属する、アニ・レオンハートだ。

 格闘術に秀でているアニは、登場当初はあまり感情を表に出すシーンが少なく、口数も少ない。そんな彼女の正体はマーレ戦士の一人であり、初期のリヴァイ班を皆殺しにした“女型の巨人”だった。

 もともと敵キャラとして登場するアニだが、アルミンが女型の巨人の正体を突き止めたときに見せた彼女の言動は印象的だった。滅多に感情を表に出さないアニが心身ともに追い詰められ、頬を赤くして声高らかに笑う。普段は想像もできないアニの姿に驚き、心が揺り動かされた視聴者も多いだろう。

 そんな意外性を持つクールビューティーキャラなアニだが、アルミンの前では女性らしい一面を出して会話をすることも。とくに作品後半、アルミンとアニの恋愛展開が進むにつれ、アニの可愛さは倍増し、ツンデレ的な要素も相まってくる。

 登場当初には考えられなかった一面を見せ、ギャップ萌えの要素も兼ね備えているアニ・レオンハート。間違いなく、人気女性キャラの一角であるといえるだろう。

■毒舌だけど優しさが垣間見えるメイド『リゼロ』のラム

 長月達平氏のライトノベル作品『Re:ゼロから始める異世界生活』のメインヒロインはエミリアだが、双子メイドの姉であるラムも、パンチのあるサブキャラだ。

 ロズワール邸のメイドとして双子の妹レムとともに屋敷の管理を行っているラムは、桃色髪のショートカットが特徴的な女性。レムと比較するとメイドとしては有能と言い難いラムだが、その様子がシュールで面白く、視聴者の心を鷲掴みにしている。

 そんなラムだが、主人公のナツキ・スバルに対して辛辣に接しながらも、なんだかんだで面倒を見たりする優しさも見せている。スバルから「なぜそこまで親切にしてくれるんだ?」と聞かれ、「当たり前でしょ。バルスのやれることが増えれば、それだけラムの仕事が減る。ラムの仕事が減れば、必然的にレムの仕事も減る。いいことづくめよ」と、レムへの負担を減らす優しさを見せながらも、客であるスバルに対して歯に衣着せぬ物言いをするところも魅力的だ。ちなみにこの「バルス」というのは本作内では「目つぶしの呪文」を意味するあだ名。どこまでも毒舌なのだ。

 なお、質問に答えている時のラムの表情が「可愛い」と人気になったこのシーン。見たことがない方は、ぜひアニメでご覧いただきたい!

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