■日曜深夜には注目の怪獣アニメが放送

アニメ『KJファイル』メインビジュアル (c)「KJファイル」製作委員会

 まずは7月10日日曜深夜からテレビ東京系で放送開始となる『KJファイル』。同作は「深夜のテレ東で突然はじまる紙芝居ホラー」と反響を呼んだアニメ『闇芝居』のスタッフが送る、全く新しい怪獣アニメ。

 物語は怪獣を監視・分析を目的とした国際怪獣監視団・通称クーロンズによって怪獣の解説が行われるというもの。登場する怪獣を描く昭和レトロタッチのイラストや、各怪獣に1曲ずつ作られているというテーマソングなど、深夜に話題を集めそうなアニメだ。

 怪獣が登場するアニメといえば、最近では日本人なら誰もが知っている『ゴジラ』で全く新しいアニメを作り上げ話題となった『ゴジラS.P<シンギュラポイント>』が記憶に新しいが、『KJファイル』は『闇芝居』で培った紙芝居アニメーションの手法と豪華スタッフとの組み合わせが注目の作品。

 声優陣には『新世紀エヴァンゲリオン』冬月コウゾウ役の清川元夢、『めぞん一刻』五代祐作役の二又一成など、実力派のベテラン声優が怪獣たちの解説を務める。

 さらに特撮人形劇監督の飯塚貴士氏が脚本と作画を担当。怪獣デザイナーの西川伸司氏、岡本英郎氏、海老原優氏が作画に参加するなど、怪獣をこよなく愛するクリエイターたちが集まっていることからも、従来のアニメとは一線を画していることが伝わる。

 制作者の思いが詰まったオリジナルアニメ、いったいどんな作品が生まれ、どんな怪獣たちに出会えるのか、今から楽しみだ。

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