■第6位「ザ・ハンド」(5.5%)

 仗助の親友・虹村億泰のスタンド「ザ・ハンド」は右手でつかんだ物を空間ごと削り取る能力を持つ。削ったものはどこへ行くのか億泰自身もわかっていないという。また、目の前の空間を切り取ることで瞬間移動のように活用することもできる。

「歩くのがめんどいときに使う」(36歳・男性)、「疲れたときに近くにあるのに手が届かない場所にあるものをこの能力で取りたいから」(38歳・男性)、「ゴミ処理で便利だと思います」(38歳・男性)と、強力な能力の割にかなり日常的な使い方もできる汎用性の高いザ・ハンド。「邪魔者を排除したい」(48歳・男性)という物騒なコメントもあった。

■同率第6位「サーフィス」(5.5%)

 仗助たちと同じ高校の間田敏和は、木製のデッサン人形に触れた人間の姿やしぐさ、性格をコピーすることができる。作中では仗助の姿をコピーし、周りを混乱させた。選んだ人からは、「お金儲けできそうだから」(44歳・男性)、「イタズラできそう。病気になった人の代打ができそう」(47歳・男性)、「いろいろピンチを切り抜けられそう」(44歳・男性)というコメントが寄せられた。

■第5位「ハーヴェスト」(6.5%)

 矢安宮重清(重ちー)が使うのは500体からなる群体型スタンド。小銭など物を集めたり、使用者をスタンドでバケツリレーのように運ぶことで素早い移動もできる。

 作中の重ちーのように小銭を集めるのに使い「小金持ちになりたい」(42歳・男性)という意見が最も多く、このほか「いろいろな活用法があるから」(37歳・男性)、「仕事で使えそう」(44歳・男性)と、何かと応用できる能力を評価する声が多かった。

■第4位「ヘブンズ・ドアー」(10.5%)

 人気漫画家・岸辺露伴のスタンド能力は、目の前の相手を「本」にするというもの。本にすることで相手の持つ過去や知っている情報を知ることができる。またその本に直接書き込むことで相手の行動や記憶を露伴の思い通りに操れ、短期で語学力を身に着けさせることなども可能だ。

 選んだ人からは「第4部のスタンドの中で最も応用力がある能力だと思うので」(33歳・男性)、「相手の心理を読むことで、優位に立てるから」(39歳・男性)、「好みの女性が過去どんな男性とつきあってきたのかを知りたいです」(34歳・男性)、「もともと『自伝』を読むのが好きだから」(44歳・男性)というコメントが寄せられた。相手のことを事前に知れるのは、現代社会において最強の能力かも。

 なお、トップ3の結果は「『ジョジョ』4部の日常使いしたいスタンドランキング」という記事で紹介しているので、そちらをご参照いただきたい。

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