ぜんぜんだめだった!!
『君と銀木犀に』相澤いくえ

 思春期まっただ中の少年ふたり、葉介と泉の心の往還をユーモラスに温かく描いている。登校の為、いなか道を2時間かけて歩く泉。途中いつもすれ違うのが別の中学に通う葉介。

 時に傷つき時に笑いあい、ゆっくりと「ともだち」になっていく。

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