吾峠呼世晴氏の人気漫画『鬼滅の刃』(集英社)。2月13日の放送でテレビアニメ「遊郭編」の放送が最終回を迎え、続いてのエピソードとなる「刀鍛冶の里編」のテレビアニメ化も発表されたが、毎週の放送を楽しみにしていたファンにとってはしばらくは「鬼滅ロス」の時間を過ごさなければならない。
作品の舞台は大正時代で、街の中には早くも洋装を取り入れている者もいる。しかし主要な登場人物たちは田舎出身者が多いためか、そのほとんどがまだ和服を着用。日本の歴史ではここから外国の文化が多く入ってくるため、鬼殺隊員たちのおしゃれな私服姿を想像したことのある人も多いのではないか。
そこで今回は、『鬼滅の刃』のキャラクターたちがもし現代にいたら……という「if」の設定でアンケート調査を実施。10代から30代の『鬼滅の刃』読者男女300人に「一番ファッションセンスが良く、おしゃれな私服を着ていそうなのは誰だと思うか」という質問に答えてもらった。寄せられたコメントとともに、鬼滅界のファッショニスタをランキング形式で紹介しよう。(アンケートサイト「ボイスノート」協力)
■宇髄天元に「自分の魅力を分かったうえでの派手さ」
まず第3位に選ばれたのは「遊郭編」で大活躍を見せた宇髄天元。15.3%の支持率を集めた。
音柱の宇髄は派手好きで、その口癖も「ド派手に」という徹底ぶり。作中でも独特なおしゃれを披露しており、宝石のついた額当てや大きな金色の腕輪、ノースリーブの隊服を身にまとい、左目にも赤い色の花が咲いたような変わったメイクを施している。
いっぽうで髪を下ろして着流しをさらりと着こなす私服姿も披露し、本来の色男っぷりを発揮している。
そんな宇髄を選んだ人からは「おしゃれが好きそうなイメージがある」(26歳・女性)、「漫画の中でもファッショナブルだったから」(36歳・女性)、「派手な高級ブランドが似合いそう」(38歳・女性)、「派手に着飾っているが自分の魅力を分かったうえでの派手さだと思うので、自分に合ったファッションを理解していそうだから」(33歳・女性)、「服装だけでなく、何に対してもセンスがありそう」(21歳・女性)というコメントが集まった。
彼はもし現代にいても、いっときの流行にとらわれずオリジナリティのあるおしゃれをしていそうだ。