12月5日より放送がスタートした『鬼滅の刃 遊郭編』(フジテレビ系)。平均世帯視聴率9.2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録した第1話では物語のラストでOP主題歌となるAimerの「残響散歌(ざんきょうさんか)」が流れ、曲中で音柱・宇髄天元の3人の嫁たちが宇髄に寄り添うかたちで登場し話題を集めた。
翌6日には、「鬼滅テレビ 遊郭編放送開始記念スペシャル」がYouTubeにて配信。それまで未発表だった3人の嫁のキャスティングが明かされ、最新アニメ映像なども公開された。
「遊郭編」の物語は、行方不明となった宇髄の3人の嫁たちを探すために炭治郎らが遊郭に潜入するという内容。宇髄が既婚者であることに加え、3人も妻がいることに驚いた読者も多いだろうが、作中のキャラクターたちも同様に驚いている描写がみられる。それもそのはず、物語の舞台となる大正時代には、歴史上すでに一夫多妻制は廃止されているためだ。しかし忍の家系である宇髄家では、代々15歳になると複数の妻をめとるというしきたりが続いているようだ。
宇髄の妻たちはそれぞれ外見も性格もまったく異なっており、なんとも個性豊か。そこで今回は、10代から30代の鬼滅読者男女200人を対象にアンケート調査を実施。宇髄天元の嫁である「雛鶴(ひなつる)」「まきを」「須磨(すま)」の3人の中で「自分が嫁にするなら」誰がいいと思うか1人だけを選んでもらった。
もちろん3人で1組なのは言うまでもないが、それぞれ個性豊かで魅力的な彼女たち。『ドラゴンクエスト5』のビアンカ・フローラ論争のような究極の選択だが、その結果ははたして……?(アンケートサイト「ボイスノート」強力)
■まきをに「姉御肌で頼りになりそう」
第3位になったのは、11.5%の人に選ばれた「まきを」。もともと宇髄の親戚である彼女は、気が強く短気な性格とずば抜けた身体能力を持っている20歳だ。作中では気弱な須磨と宇髄をめぐって張り合う様子が多く見られる。
今回の「遊郭編放送開始記念スペシャル」では、『ダンベル何キロ持てる?』の上原彩也香や2017年版『魔法陣グルグル』のニケなどで知られる石上静香が声優を務めることが発表された。
まきをを選んだ人からは「姉御肌で頼りになりそうだから」(25歳・女性)、「人情味があって好きだから」(36歳・男性)、「気が強いけど、女らしさがあるのでステキだと思う」(39歳・女性)、「気が強くて性格が自分に似ているから」(37歳・女性)というコメントが寄せられた。特に女性からの共感を多く集めていたようだ。