『週刊少年ジャンプ』(集英社)の黄金期を牽引した、鳥山明氏による不朽の名作『ドラゴンボール』。主人公・孫悟空をはじめ、個性的なキャラクターたちが激闘を繰り広げるバトルアクション漫画だ。
その人気の理由は鳥山氏の迫力満点の作画や、ストーリーの面白さ。強敵が目の前に立ちはだかるたびに、悟空たちは修行を重ねて新技を体得していったが、いずれの修行もワクワクするようなものばかりで、バトルには本格参戦しないものの個性豊かな師匠キャラたちはいずれも人気が高い。
そこで今回は30代から40代の男性読者200人を対象に、『ドラゴンボール』で「一番学んでみたいと思う師匠キャラ」について聞いてみた。第1位に選ばれたのは、はたして……?(アンケートサイト「ボイスノート」調べ)
■悟空が丸一日かけて登ったカリン塔
まず第4位になったのは、8.5%の人に選ばれたカリン様。
コミックス8巻で初登場したカリン様は年齢800歳以上の白い猫の仙人。雲の上にまでそびえ立つカリン塔の頂上に住んでいて、桃白白に敗れた悟空はカリン様のもとで3日間修行を行い、最後は超神水を飲んで本格的にパワーアップを果たした。またケガを立ちどころに治す「仙豆」を栽培しており、地球のピンチをたびたび救った功労者とも言える。
選んだ人からは「カリン塔を登ってみたい」(38歳・男性)、「無理はさせるけどいろいろケアしてくれそうなので」(45歳・男性)、「落ち着きがあるが、不意に見せる猫っぽさが好き」(36歳・男性)、「見た目がかわいいから」(41歳・男性)、「子どもの頃、仙豆がうまそうだなと思った」(43歳・男性)というコメントが寄せられた。師匠として頼りがいがありそうというコメントの他に、見た目のかわいらしさも高く評価されたようだ。