１９９２年にアニメの放送が開始され２９年がたった現在も、多くのファンに愛される『美少女戦士セーラームーン』。『セーラームーン』といえば、東京都港区麻布十番を舞台にした作品で、登場する女の子たちのビジュアルがオシャレでかわいいことで女子ファンを中心に人気を集めるシリーズ。そしてオシャレでかわいいのは味方のセーラー戦士たちだけでなく、彼女らを苦しめる敵キャラクターもバラエティ豊かで、少女から大人の女性、イケメンなど魅力的なキャラが多いことで知られている。
そこで今回は１０代から４０代の女性２００人を対象に、アニメ『セーラームーン』シリーズの敵キャラクターについてアンケート調査を実施。同シリーズに登場する敵キャラの一覧画像を見てもらい、「もっとも見た目がかわいいと思うキャラ」を１名選んでもらった。１９９２年放送の『無印』から『セーラースターズ』までの５シリーズに登場する敵キャラクターの中で誰が上位に上がったのか、ランキング形式で紹介したい。（アンケートサイト「ボイスノート」協力）
■頭脳派としてセーラーマーキュリーと対決
まず全体の８.５％の票を集めて第３位になったのは『美少女戦士セーラームーンＲ』に登場するあやかしの四姉妹の三女「振り子（ペンジュラム）のベルチェ」。
あやかしの四姉妹は、シリーズ２期『Ｒ』に登場する敵幹部「紅のルベウス」の配下。みな、姉妹で一番美人なのは自分だと思っており、姉妹仲はあまり良くないようだ。三女のベルチェは明るい水色の髪をおでこと後ろで三つ編みにしており、セクシーな水色のレオタードを着ているキャラクター。四姉妹の中では参謀的な役割で、頭脳派で水を操る力を持っている点はセーラームーンの仲間であるセーラーマーキュリーと似ており、作中では彼女とチェスで戦うこととなる。
ベルチェを選んだ人からは「亜美ちゃんとキャラクターが似ていたから」（３５歳）、「四姉妹とも大人っぽくて憧れだった」（３３歳）、「髪型がかわいい」（２７歳）というコメントが寄せられた。敵ながらその女性らしさに憧れた人が多かったようだ。なお、四姉妹はセーラームーンらに浄化されたあとは姉妹で化粧品店を営むこととなり、救いのあるエンドが描かれた。
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