『進撃の巨人』や『鬼滅の刃』、最近では『呪術廻戦』など、人気アニメの中には第1話から衝撃の展開を迎えるものも多い。その中で主人公が逆境に耐え、実力をつけていく様子には見ているこちらもつい拳を握りしめて応援してしまうが、あまりにツラそうな状況に「自分では耐えられない……」と思ってしまうキャラも少なくない。
そこで今回は、10代から40代の男女200名を対象に、「これまで見たアニメのキャラで、自分では体験したくない“不幸”だと思うキャラクター」についてアンケート調査を実施。「運が悪い」「かわいそう」といったコメントが多く寄せられた上位3名を紹介したい。(アンケートサイト「ボイスノート」協力)
■ヤラれキャラの代名詞に…
まず、9.0%の人に選ばれ第3位になったのは『ドラゴンボール』のヤムチャ。ヤムチャは盗賊として『ドラゴンボール』序盤から登場し、プーアルとともに冒険に加わった、作中では数少ない美形(という設定の)キャラ。当初は「狼牙風風拳」の使い手として悟空の前に立ちはだかったが、シェンやサイバイマンなど、次第に未知の強敵と当たることが多くなり、結果当て馬のキャラのようになってしまった。
選んだ人からは「昔はあんなに強かったのにね……やられキャラに開眼してしまった」(40歳・男性)、「噛ませ犬の代名詞にもなっているほど出てきてはずっこけてしまうので」(39歳・男性)と、いつのまにかヤラれキャラが板についてしまったことに対するコメントが多く集まった。また、悟空たちの強さのインフレにより「どんどん影が薄くなっていく」(43歳・女性)、「周りに翻弄されていそうだから」(43歳・男性)というコメントもあり、「弱いし恋愛も報われてなかった」(46歳・男性)と、長年つきあっていたブルマが最終的にはベジータと結ばれてしまうことを哀れむ声も目立った。