１９７９年４月に放送が始まったテレビアニメ『機動戦士ガンダム』は、４０年以上たった現在も多くのファンから愛されているコンテンツ。ガンダムの名を冠する派生作品は、いまだに作り続けられている。富野由悠季氏の生み出した物語や世界観はもちろんのこと、作品を彩ったメカニックの造形美に魅了された人も多いことだろう。
そこで今回は、宇宙世紀のガンダム作品の主人公機にスポットを当てて、４０代から５０代の男性３００名にアンケート調査を実施。ガンダム作品を知っている人、あまり知らない人を問わず、ガンダムのアニメ作品（宇宙世紀）の主人公機のビジュアルを見てもらったうえで「純粋に見た目が一番カッコいい」と思う機体を回答してもらった。（アンケートサイト「ボイスノート」協力）
■ちょっと意外な順位？ アムロの愛機が3位
まず第３位（１２.３％）となる支持を集めたのは「νガンダム（ニューガンダム）」。１９８８年に公開された映画『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』に登場した機体で、もちろんパイロットはアムロ・レイ。作中ではアムロ自身が設計に携わったことも描かれ、宿命のライバルであるシャア・アズナブルの搭乗するサザビーと死闘を繰り広げた。
νガンダムの最大の特長は“フィン・ファンネル”の存在感だろう。射出することでオールレンジ攻撃ができるうえ、複数のファンネルで機体の周囲に対ビーム・バリアーを構築することも可能。射出前のフィン・ファンネルはνガンダムの左背部に装着され、アシンメトリーの独特なシルエットを生み出していた。
現在でもプラモデルなどが大人気のνガンダムだけに、個人的には３位という結果は少々意外に感じたが、それでも個性的かつ洗練されたデザインを絶賛する声は多数。
「フィン・ファンネルをつけた立ち姿が洗練されてると思う」（４１歳・男性）、「初めて映画館で見たとき、あまりのカッコよさに感動した」（４９歳・男性）、「ゴテゴテしているのより、このくらいスッキリしたデザインのほうが好み」（５４歳・男性）、「νガンダムは伊達じゃない！」（４４歳・男性）などのコメントが寄せられていた。
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