3月6日は「弟の日」。 すでに制定されていた妹の日(9月6日)、兄の日(6月6日)、姉の日(12月6日)にならって、漫画家の畑田国男氏が1992年に制定した記念日だ。
2021年にアニメ2期にあたる「遊郭編」の放送を控えている漫画『鬼滅の刃』は、時代背景が大正のため、多くの兄弟をもつキャラクターが何人も登場する。主人公の竈門炭治郎もその一人で、妹・禰豆子のために痛みに耐えながら鬼に立ち向かう姿が感動を呼んだ。そこで今回は、10代から30代の男女200人を対象に「お兄ちゃんにしたい『鬼滅』キャラは?」というテーマで調査を行った。炭治郎のような兄キャラはもちろん、作中で兄設定ではないキャラにも「兄にしたい」「兄に向いてそう」という意見が集まった。(アンケートサイト「ボイスノート」協力)
■「大事なときには守ってくれそう」
全体の8.5%の人に支持されて第3位に選ばれたのは、冨岡義勇。水柱の義勇は、作中では実際に弟妹がいるというわけではなく、姉がいるという設定のキャラクター。しかし炭治郎が一番初めに出会った鬼殺隊の柱として、ファンの中では炭治郎にとってお兄さんという印象があるようだ。
義勇といえば、アニメ第1話で鬼になった禰豆子を殺そうとする義勇の前で泣きながら土下座をした炭治郎に対して冷たく言い放った「生殺与奪の権を他人に握らせるな!!」というセリフが、『鬼滅』の世界観をあらわす名セリフの一つとして知られている。ふだんはクールで口数が少ない一方で、他人とコミュニケーションをとるのが苦手という一面もあるようだ。
そんなギャップも魅力なのか、選んだ人からは「大事なときには守ってくれそうだから」(37歳・男性)、「なんだかんだで優しい。柱の中では真人間なので」(30歳・男性)、「炭治郎の“頼れるお兄さん”ポジションだから」(29歳・女性)、「言葉で語らず背中で語るところが理想の兄の姿だと思う」(33歳・男性)という意見が寄せられた。
また「イケメンで優しいから」(37歳・女性)、「かっこいいので自慢できそう」(32歳・女性)という見た目への票もあった。