鉄拳のパラパラ漫画ができるまで…『北斗の拳』細かい作業にファン感嘆の画像
画像は鉄拳のインスタグラムアカウント『tekkenparapara』より

 お笑い芸人でイラストレーターの鉄拳(48)が9日、自身のインスタグラムを更新。「パラパラ漫画作成の流れです。『北斗百裂拳編』」とコメントをつけたくさんの画像を投稿。自身の持ちネタであるパラパラ漫画の完成までの手順を、『北斗の拳』でケンシロウが放つ技である北斗百裂拳をテーマに公開した。

 まずは小さめの紙にケンシロウの筋骨隆々の体を下書きしてペン入れ、それに丁寧に消しゴムかけをかけて下書きを消すという手順を一つずつ公開した鉄拳。ここからが彼の本領発揮で、「トレース台の上に置き、次の紙を重ねる」「透かして動きを変えて描く」「それをたくさん描く」「めっちゃ描く笑」と少しだけ異なったイラストをひたすら量産していった。このとき、通し番号のふられた総イラスト数は100枚近くにのぼった。

 そして最後に「コマ撮りしてみてみる」とこれまでのイラストを一枚ずつ入れ替えアニメーションのようにコマ撮りすると、見事にパラパラ漫画が完成。それはケンシロウが北斗百裂拳を炸裂させている様子で、最後には「お前はもう死んでいる」で有名な決めポーズもバッチリ再現。この投稿にはハッシュタグで「これで大体3日です」と添えられており、数秒間のパラパラ漫画を作るのにも気の遠くなるような作業量を感じさせた。

 鉄拳の地道な作業を目の当たりにしたファンも「根気と集中力が半端ない」「改めて見ると本当に繊細で大変な作業ですよね」「繊細なお仕事ですね だから心に響くんですね」「努力の天才」「作品に対する愛情がないと出来ない」と感銘を受けたようだ。

 なお、これでパラパラ漫画は完成というわけでなく、「次回は色塗りから紹介します!」とコメントしていた鉄拳。ファンも続きが気になる様子だ。

 同日、鉄拳のYouTubeチャンネルでは一連の制作過程が動画でも公開された。こちらはケンシロウだけでなく、その拳を一撃ずつ受けダメージによって少しずつ傷つき、鎧がはがれていくモブキャラクターも描かれておりこちらもかなり完成度が高い出来となっている。コメント欄には「ケンシロウ 100枚+4枚 雑魚キャラ 120枚 制作期間2週間」と完成までの膨大な作業量と期間が記されていた。

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