アニメ化もされたコミックエッセイ『うちの3姉妹』の作者で知られる松本ぷりっつ氏が1月26日、自身のツイッターを更新。話題のアニメ『PUIPUIモルカー』に登場するモルカーを『鬼滅の刃』仕様でハンドメイドし、大きな注目を集めた。
この日松本氏は「カスタマイズモルカー 冨岡義勇エディション 凪のごとく静かな走り 運転は全集中で。シートベルトはしめましょう」と『鬼滅の刃』の技をもじったコメントをつけ、オリジナルモルカーの画像を4枚投稿。それは、松本氏が羊毛フェルトで手作りしたという『鬼滅の刃』に登場するキャラクター・水柱の冨岡義勇を模したモルカーだった。
『PUIPUIモルカー』は、子ども向け番組枠『きんだーてれび』(テレビ東京系)内で毎週放送されている、羊毛フェルトで作られたモルモットの車が活躍するコマ撮りアニメーション。第1話放送直後からそのかわいらしさやシュールな内容が大ウケし、また劇中のモルカーの「ぷいぷい」という鳴き声には実際のモルモットの声を使用していることでも話題を集めている。
1話あたりおよそ3分弱の短いアニメだが、現在ネットを中心に大きな盛り上がりを見せており、公式ツイッターのフォロワー数は28万人にのぼっている。そんなモルカーを『鬼滅』仕様で作ったという松本氏の作品は、冨岡義勇のざっくりとした髪型が立体的に表現され、特徴的な右半分が無地・左半分が亀甲柄の羽織もバッチリ再現。特に、色や柄が複雑な左半身の羽織の柄は、羊毛フェルトをうまく使用してまるで職人技のように丁寧に作り込まれていた。それでいて、前から見た顔はアニメのモルカーにそっくり。松本氏の手先の器用さがうかがえる作品であった。
この画像を見たファンからは「ぷりっつさん器用だなあ」「半々羽織の所細かくてすごいな」「カスタマイズですって!すごい」と驚きのコメントが寄せられた。
モルカーはそのシンプルな見た目と愛らしさから、グッズを自作して楽しむというファンも多いようで、SNSでは羊毛フェルトで作ったオリジナルモルカーや、モルカーを模したお菓子、自作のイラストなど多くの写真が投稿されている。