12月28日、『鬼滅の刃』の公式ツイッターが、竈門禰󠄀豆子のバースデーを記念して書き下ろしイラストを公開した。
この日アップされたのは、アニメ版の制作を務めたufotableによる描き下ろしイラストで、「十二月二十八日 竈門禰󠄀豆子生誕」という文言とともに、箱から出てきた禰󠄀豆子を炭治郎、善逸、伊之助がたくさんの花で祝福しているイラストだった。この投稿は瞬く間に拡散され、ツイッターでは「禰󠄀豆子ちゃん」「竈門禰󠄀豆子誕生祭2020」というワードがトレンド入りを果たした。
アニメで禰󠄀豆子の声を務める声優の鬼頭明里も28日に日付が変わった直後に「禰󠄀豆子誕生日おめでとう」と祝福。2020年は『鬼滅の刃』が大ブームとなったこともあり、コメント欄では『鬼滅』グッズや自作のイラスト、ケーキの写真などとともに「おめでとう」のコメントが多数寄せられた。また、鬼頭がかねてより絵がうまいことで知られることから、禰󠄀豆子の誕生日イラストをリクエストする声も届いていた。
この日、上映中の映画「劇場版『鬼滅の刃』無限列車編」の最新の興行収入が発表され、公開73日間で観客動員数は2404万9907人、興行収入は324億7889万5850円を突破。国内の歴代興行収入ランキング1位だった『千と千尋の神隠し』(2001年)の316億8000万円を超え、歴代トップとなった。ダブルでのおめでたい報告に『鬼滅』ファンも「記念すべき日にWでおめでたい」「歴史に残る瞬間に立ち会えて嬉しい」と喜びをあらわにした。
12月26日から2021年3月14日まで京都では『鬼滅の刃』と東映太秦映画村・京都鉄道博物館・嵐電とのコラボ企画「京ノ御仕事 弐」が開催されており、大正時代に製造された蒸気機関車に「無限」と記されたプレートをつけた「無限列車」が運行されるなど、盛り上がりを見せている。また2021年夏には第二弾となる2.5次元舞台が上演されるなど、今後も『鬼滅の刃』旋風は続く予感だ。