宝塚歌劇団(たからづかかげきだん)
阪急電鉄の前身である箕輪有馬電気軌道創始者の小林一三が、1913年に宝塚唱歌隊を結成。同年12月、宝塚少女歌劇養成会に改称。1914年、初公演。1919年、宝塚音楽歌劇学校設立。少女歌劇養成会を解散、新たに宝塚少女歌劇団を発足。略称「宝塚」「ヅカ」。宝塚音楽学校卒業生の未婚女性のみで構成される歌劇団。団員は「生徒」と呼ばれる。花組、月組、雪組、星組、宙(そら)組と専科の6つに分かれており、組に所属する生徒のことを「組子」と呼ぶ。ファンからは「タカラジェンヌ」と呼ばれ親しまれる。男性役を演じる団員を「男役」、女性役を演じる団員を「娘役」と言う。また、各組の頂点に立つ男役は「主演男役」または「トップスター」と呼ばれ、相手役を務める娘役のことを「主演娘役」「トップ娘役」と呼ぶ。兵庫県宝塚市の宝塚大劇場と東京都千代田区の東京宝塚劇場を中心に公演を行っている。