森川智之がメタルへの想いを熱く語る！「“自分のテリトリーでの空気感”を大切にした」【『THE LAST METAL（ラストメタル）』キャストインタビューVOL.5】

「本格派ヘヴィメタル」×「声優・俳優陣」×「復讐劇」をテーマに展開していく新メディアミックスプロジェクト『THE LAST METAL（ラストメタル）』。本作に登場する芸能プロダクション「VUL PRODUCTIONS（ヴァル・プロダクション）」のマネージャーであるヴァルカ役・森川 智之さんのインタビューが到着しました。

※   ※   ※

ヴァルカは、芸能プロダクション「VUL PRODUCTIONS」で「Venomous 8（ヴェノマスエイト）」を担当・指導している謎多きマネージャー。普段は可愛い見た目をしており、必要に応じて人間の男のような形態になることもできるが、「Venomous 8」のメンバーでその姿を見た者はいないという……。そんなヴァルカをどのように演じているのか、さらにご自身とメタルとの関わりなどお話をうかがいました。

新メディアミックスプロジェクト『THE LAST METAL（ラストメタル）』とは？

ヴァルカの絵は想像のはるか上だったので驚いた

Q.本作の世界観についての第一印象をお聞かせください。

ヴァルカ役・森川 智之さん（以下、森川）：
第一印象は、すごく巨大なプロジェクトだと感じました。しかも題材がメタルなので、日本だけにとどまらず、世界に広がるものだなと思って、楽しみでもあり緊張もしましたね。メタルは世界共通のワードですから。

Q.今回、森川さんが演じられるヴァルカですが、ビジュアルやバックボーンなどの印象はいかがでしたか？

森川：
最初に資料をいただいた時は、まだヴァルカの絵はなかったのですが、「主人公たちを導いていく重要な役柄というキャラクター」ということは伺っていました。そこから資料が揃っていき、最終的に「このキャラクターになりました」と渡された絵を見て驚きましたね。フクロウで（笑）。自分の想像のはるか上をいっていましたね。

いい意味で周りを完全無視して、自分の世界を貫き通すお芝居をしています

Q.ヴァルカを演じる上で意識したことを教えてください。

森川：
まぁ、鳥だから高い声なのかなと最初はやっぱり考えたんです。ただ、みんなを導いていくリーダー的な立ち位置でもあるので、カリスマ性みたいなところも必要だろうなと。であれば、あまり高い声ではなく、チャラチャラした感じでもないなと思い、等身大の僕がしゃべるような雰囲気でアプローチしました。それを監督にチェックしてもらおうとしたのですが……キャラクターの説明を受けている中で、「ヴァルカは人の肩にも乗ります」と混乱するようなワードをいただきまして……（笑）。そうなると、どういう感じになるんだろう？ と（笑）。

Q.試行錯誤しながらの収録だったんですね（笑）。

森川：
そうですね。ヴァルカはみんなと肩を並べたり、その上を行ったりするよりは、芝居の質感として“自分のテリトリーでの空気感”を大切にしようと思いました。いい意味で周りを完全無視して、自分の世界を貫き通すお芝居にしたんです。それによって掴めた感覚がありました。

Q.ちなみに、森川さんは音楽をやられてきましたが、ヘヴィメタルも結構聴いていたのでしょうか？

森川：
聴いていましたね。自分がやっていたバンドもヘビメタ系の曲をやったり、ライブではみんなでヘドバンをやったりしていたので、懐かしいなと思いました。ただ、僕ぐらいの世代には懐かしいことでも、今の若い世代だと「メタルってどういう音楽なの？」「メタルってそんなに種類があるんだ」となるかもしれません。メタルはたくさん枝葉の分かれた大きな世界ですので、僕も細かな種類まではわかりませんが、この作品を通してメタルが再燃することをとても期待しています。

＜ヴァルカのキャラクター紹介＞

◆レーベル『VUL PRODUCTIONS』
公式サイト：https://last-metal.com
公式Twitter：@last_metal_info
公式YouTubeチャンネル：
https://www.youtube.com/channel/UC5flYYS85dtDOyLuyEO_XlQ