『邪神ちゃんドロップキック』第3期始動!”ふるさと納税”制作費に4自治体とのコラボ発表の画像
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 10月28日(水)に、テレビアニメ『邪神ちゃんドロップキック』第3期(2022年放映予定)のキックオフイベントが行なわれた。公式レポーターの長谷川玲奈が司会進行を務め、邪神ちゃん役の鈴木愛奈、花園ゆりね役の大森日雅、製作総指揮の夏目公一朗らが参加した。

 アニメ『邪神ちゃんドロップキック』は『COMICメテオ』(フレックスコミックス)で連載中の漫画を原作として、これまで1期『邪神ちゃんドロップキック』(2018年)と2期『邪神ちゃんドロップキック′』(2020年)のアニメが放送された作品。魔界出身の邪神ちゃんと、彼女を召還した花園ゆりえを中心とするドタバタ人気コメディだ。アキバ総研が発表する「来期は何を観る!? 観たいアニメ人気投票」では、1期の2018年夏と、2期の2020年春でともに1位を獲得しており、アニメファンからも大注目となっている。

 2期ではアニメ作品として初の試みとなるクラウドファンディングで6000万円もの金額を集めた。また、地方自治体とコラボし、ふるさと納税の仕組みを活用して北海道の千歳市が1億6000万円を集めることに成功、『邪神ちゃんドロップキック′』「千歳編」を制作するなど、先進的な取り組みを行なってきた。

 3期においても同様の取り組みは続き、今回のイベントでは3期のタイトル命名権を110万円で獲得した「こうちゃん」が登壇、『邪神ちゃんドロップキックX』のタイトルを発表した。今回も地方自治体や企業とのコラボは数多く予定されており、タイトルの「X」が、邪神ちゃんと自治体や企業を掛け合わせる「×」にも見えるということで、製作陣もこうちゃんさんの命名に納得の様子を見せていた。

 また、3期でコラボする4自治体が発表され、帯広市、釧路市、富良野市、南島原市の市長が登壇(オンライン含む)し、それぞれの自治体の魅力をアピールした。『邪神ちゃんドロップキックX』では、2期の「千歳編」と同じく、それぞれ自治体の「〇〇編」が制作される予定だ。ふるさと納税を活用して『邪神ちゃんドロップキック』とコラボした返礼品が用意されるなど、地方を盛り上げる施策も実施される。2022年、コロナ禍の収まった暁には、それぞれの自治体に邪神ちゃんファンが訪れることだろう。

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