声優の朴ロ美（ロは王へんに路）が１０月６日、自身のツイッターを更新。「Ｇｏ Ｔｏ イートキャンペーン」の法の抜け道について、自身が声優を務めたアニメ『鋼の錬金術師』のエドワード・エルリックの口調で「トリキの錬金術師…だと…？ 等価交換の法則無視しやがって…このド三流が…!!」と笑いを取りつつたしなめた。
ＣＯＶＩＤ−１９（新型コロナウイルス感染症）の感染予防対策に取り組みながら営業している飲食店および、食材を供給する農林漁業者を支援するため、１０月１日からスタートした「Ｇｏ Ｔｏ イートキャンペーン」。しかし、居酒屋チェーンの「鳥貴族」で農林水産省が選定した予約サイトを通じてディナー予約し、１品だけ頼んで食事を終えると、不思議なことが起こってしまう。「Ｇｏ Ｔｏ イートキャンペーン」では１０００円分のポイントバックがつくが、２９８円均一メニュー（税込で３２７円）の鳥貴族では、１品だけ頼んで帰れば、差額の６７３円がプラスになってしまうのだ。ツイッターではこれが錬金術と呼ばれ、語感も似ていることから『鋼の錬金術師』をもじった「トリキの錬金術師」という名称で話題に。７日に行われた記者会見では加藤勝信官房長官がこの話題を取り上げ、農林水産省が対策を検討しているとコメント。「そうした使い方が国民の皆さんの公平感から見てどうなのか、公平感に反することがないのか、必要な対応を検討している」と述べた。
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