『はめふら×アルテ』がコラボ! 今期放送のアニメは「貴族令嬢」がトレンド?の画像
(C)大久保圭/コアミックス,アルテ製作委員会 (C)山口悟・一迅社/はめふら製作委員会
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 現在放送中のアニメ『乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…』(通称:はめふら)と、同じく放送中のアニメ『アルテ』の2作品コラボが実現した。

『はめふら』の主人公・カタリナと、『アルテ』の主人公・アルテには、どちらも“貴族令嬢”という共通点がある。そんなカタリナとアルテが「貴族令嬢同盟を組むことに……!?」というコンセプトのコラボ企画だ。

 今回公開されたのは、カタリナとアルテが肩を寄せ合うように「同盟フラグ(旗)」を掲げたコラボイラスト。さらに二人が同じ世界で交流しているコラボ4コマ漫画も発表された。今後は、このコラボ4コマ漫画を『はめふら』と『アルテ』の公式ツイッターで順次配信していくとのこと。

『はめふら』は、公爵令嬢のカタリナ・クラエス(声・内田真礼)が主人公。しかし、転んで頭をぶつけた際に、日本のオタク女子校生だった前世の記憶を取り戻す。そして「カタリナ」という女の子は、生前プレイしていた乙女ゲームの悪役令嬢であることが判明。このままワガママ放題で過ごすと、将来はゲーム同様「破滅フラグしかない」と悟ったカタリナは、態度と行動を一変。気遣いと思いやりの心で周囲に接するように。すると、貴族社会での見られ方も激変していくという物語だ。

 一方『アルテ』は、16世紀初頭のイタリアが舞台。芸術が盛んなルネサンス発祥の地の貴族の娘として生まれたアルテ(声・小松未可子)は、物心ついたときから絵を描くことに夢中。画家になる夢を持つアルテは、母親の反対を押し切って家を飛び出し、画家工房への弟子入りを志願する。女性が一人で生きていくことに理解がない時代に、好きなことのために生きようとするアルテを描くストーリーだ。

 乙女ゲームの世界と、実在したイタリアという違いはあるが、両作の主人公は“貴族家”に生まれた令嬢という点が共通。また、今期放送中のアニメ『本好きの下剋上』の主人公・マイン(声・井口裕香)も、ゆくゆくは貴族社会に身を投じていくという内容だ。

 昨今のアニメでは、異世界転生モノや、ゲーム内世界モノなど、さまざまな流行が生まれたが、今期アニメは「貴族令嬢」が1つのトレンドになるのかもしれない。

(ふたまん編集部)

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