『メタルギアソリッド』シリーズ、『DEATH STRANDING(デス・ストランディング)』などを手がけたゲームクリエイターの小島秀夫監督は2日、自身のツイッターを更新。スタッフの勧めで、アニメ『メイドインアビス』を視聴開始したことを明かした。
小島監督は、この日のツイッターに「スタッフに勧められて、『メイド・イン・アビス』のアニメを3話まで“探窟”」「絵に慣れるまでしばらく戸惑ったが、アビス(大穴)の独特の設定や世界観はかなり興味深い」とツイート。現在3話まで見終わったことをファンに報告した。
さらに「まあ3話までの新参者なので、僕にとっては何もかもが“遺物”、まだ“赤笛”にもなってない。もう少し深い所まで降りてみようかとは思う」と作中に登場する単語を用いながら、引き続き視聴することを宣言していた。
すると、同作を視聴済みのファンから「スタッフも酷なものを勧めたなぁw」「監督……その先は危険です」「奈落の底で待つ」「このアニメは回を追うことにすごい展開になっていくので……」「ぜひ最後まで耐えてください」など、なぜか小島監督に“警告”や“覚悟”を求める意見が相次いだ。
同作は、かわいいキャラクターがロマンあふれる冒険に出るストーリーと思いきや、さまざまな“ダークな設定”が存在。アビスと呼ばれる巨大な縦穴を舞台に描かれ、そこには奇怪な生き物が生息し、人類にとって貴重な遺物も眠っている。
そうした未知なる遺物を求めてアビスに向かう冒険者は後を絶たないが、階層が深くなると“アビスの呪い”と呼ばれる人体への悪影響が発生。そのため、アニメ終盤にはグロテスクなシーンや残酷な描写も数多く登場する。
ちなみに今年1月に公開となったアニメ映画『メイドインアビス -深き魂の黎明-』は、15歳未満は見られない「R15作品」に指定された。
主人公たちを待ち受けている“過酷な出来事”にも耐えられる人にとって、同作はダークファンタジーの良アニメなのは間違いない。現在、物語序盤を楽しそうに見ている小島秀夫監督が最後まで見終わったとき、どのような反応を示すのか興味深い。
スタッフに勧められて、「メイド・イン・アビス」のアニメを3話まで”探窟“。絵に慣れるまでしばらく戸惑ったが、アビス(大穴)の独特の設定や世界観はかなり興味深い。まあ3話までの新参者なので、僕にとっては何もかもが”遺物”、まだ“赤笛”にもなってない。もう少し深い所まで降りてみようかとは思う。 pic.twitter.com/ksrK3zrlQ1
— 小島秀夫 (@Kojima_Hideo) March 2, 2020