2月27日、歌手でタレントの中川翔子(34)が自身のツイッターを更新。“手塚治虫AI”によって生まれた新作漫画『ぱいどん』について言及した。
この日のツイッターで、中川は「AI手塚治虫さんの、ぱいどん」「怖いよーー未来がすごすぎるという意味で怖いよー」と率直な感想を述べた。
続けて中川は「めちゃくちゃ手描き感、ほんとにAIが描いたのかな?!」「めっちゃ手塚治虫さんタッチが上手い人じゃないの??」と漫画のクオリティの高さに驚きの声を上げていた。
この中川が話題にした『ぱいどん』とは、27日発売の『週刊モーニング』(講談社)に掲載された漫画作品。AI技術と人間のコラボを目指す「TEZUKA2020」というプロジェクトによって誕生した漫画で、故人である手塚治虫氏の漫画データを元に、プロットやキャラクター原案の部分をAIが担当。
さらに一部下絵の作画もロボットアームによって描かれているが、そのほかの作業は人間が担当しているという。
この『ぱいどん』が掲載された雑誌『モーニング』の表紙には、「手塚治虫AI」「それは可能か、不可能か」というキャッチコピーとともに、実際にAIが生成した主人公キャラクターの絵が誌面を飾った。
SNSでは、すべてをAIが描いたと勘違いしていた中川に誤りを指摘する声もあったが、中川同様に未来的な試み自体に衝撃を受けるファンが続出。「AIが浸透して来ていますね。どんな未来になるか予測不能」「とりあえず、人をひきこむのは確か」「ホント手塚治虫さんだね~。漫画描くAIうちにも欲しい」といった感想が寄せられていた。
昨年の『NHK紅白歌合戦』では、故・美空ひばりさんの歌声をAIで復活させ、賛否の議論を巻き起こした。しかし、今後さらにAI技術が発達したら、本当にAIがすべてを担う歌や漫画が誕生する日が来るのかもしれない。
AI手塚治虫さんの、ぱいどん 怖いよーー未来がすごすぎるという意味で怖いよー
— 中川翔子🍣 (@shoko55mmts) February 26, 2020
めちゃくちゃ手描き感、ほんとにAIが描いたのかな?!めっちゃ手塚治虫さんタッチが上手い人じゃないの??