岡山天音「1人飲みして笑ってる」映画『踊ってミタ』舞台挨拶に出演の画像
映画『踊ってミタ』完成披露舞台あいさつより、(左から)ゆってぃ、中村優一、武田玲奈、岡山天音、加藤小夏、飯塚俊光監督
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 2月12日、都内で映画『踊ってミタ』の完成披露舞台あいさつが行われ、俳優の岡山天音(25)、加藤小夏(20)、武田玲奈(22)、中村優一(32)、お笑い芸人のゆってぃ(43)、同作のメガホンをとった飯塚俊光監督が出席した。

 3月7日より公開となる同作は、「ボカロ」「Vtuber」「踊ってみた」など日本発のネットカルチャーを題材にした映画で、町おこしのために始めた「踊ってみた」で、つながりの薄かった人たちがダンスを通じて活気や絆を取り戻していく姿を描いた地方再生型ヒューマン・ダンスムービー。

 主人公の三田役を演じるのは『同期のサクラ』(日本テレビ系)、『ゆうべはお楽しみでしたね』(TBS系)などに出演し、若手実力派として注目される俳優・岡山天音。ヒロインの元アイドルの女子高校生・古泉ニナ役はCM、MVなどで活躍し、本作で映画本格初出演となる加藤小夏。また武田玲奈、中村優一らが脇を固め、作品のキーとなる「踊り」を彩る音楽をボカロ・プロデューサーの「40mP」が、振付を「めろちん」が担当する。

 2015年の『チキンズダイナマイト』、2017年の『ポエトリーエンジェル』に続き、本作で3度目の飯塚作品出演となる岡山。「前回の『ポエトリーエンジェル』は詩のボクシングがテーマで、今回はダンスがテーマ。毎回、芝居以外の方向からの突き上げがすごく、ドキドキでした」と撮影を回顧。「今回はとにかく撮影の合間を見つけては人のいない場所を探してダンスを練習してという感じで、それでいながら普通に芝居もしないといけないので、他の現場では出ない表情をまた飯塚監督に引き出してもらったなと思ってます」と振り返った。

 今作で本格映画デビューとなる加藤だが、撮影については、「大変……ではなかった」と意外な返答。加藤は昨年4月のドラマ『I’’s』で岡山と共演しており、「安心感があったんです」とコメント。「現場もあたたかかったので、すごく楽しく撮影できました」と語り、「でも私、天音さんのことをすごく尊敬していて、お芝居をご一緒させていただくということは……すごく緊張しちゃうんです!」と赤くなりながら説明。それを聞いた岡山から、「僕のほうが緊張してきてるんですけど……」とツッコミを受けていた。

 この日のイベントでは映画のタイトルにちなみ、自身が体験した「◯◯してミタ」を発表するというコーナーが行われた。中村は5年ほどやっているツイッターで、初めて「リプ祭をやってみた」と、ファンから送られてきた質問すべてにリプライを返していったと発表。だが、普通に返しては面白くないと思ったという中村は、「横浜出身で崎陽軒のシュウマイ弁当が好きなので、シュウマイ弁当のかたちをしたクッションと“崎陽軒”ってめちゃくちゃでかく書いたブランケットを持って、それでカッコつけた写真を何枚も何枚も撮って、それだけで返信するっていうのをやってました」と説明した。

 また武田は「ととのえてみた」として、サウナに目覚めたと発表。「最近行き始めてまだ初心者のサウナーなんですけど、めちゃくちゃ汗かけるし気持ちよくてハマりました。水風呂も肩までずっぽり浸かってます」と告白。岡山天音を「尊敬している」と語った加藤は、「あまねに行ってミタ」と発表。「あまね」という焼肉店に通ったそうで、「おいしいんです。天音さんだな~と思いながら天音さんを感じながら食べてました」と語った。

 岡山は「一人飲みしてみた」とフリップボードで発表。普段はお酒に弱く、ノンアルコールを飲むことが多かったそうだが、ここ最近は毎日のように店に行って一人で飲むと告白。「小説とかを読んで、笑ったりしてるんです。すごく楽しくて、次の日になると読んだことを忘れちゃって。しおりから10ページぐらい遡ってもはじめて読んだ気分になります」と一人飲みでのテンションを語ると、周りから「やばいやばい」とツッコミを受けていた。

 イベント最後に岡山は、「濃い役者さんたちが濃いキャラに扮して登場しています。見るたびにまた違った感想を持てる映画になったのではと思ってます。何度も愛してもらえる作品になれば」と映画の魅力をアピールした。

 映画『踊ってミタ』は3月7日から全国ロードショー。

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