キティはIフィールド搭載?『ガンダムvsハローキティ』のカオスすぎるPVにツッコミ続出!の画像
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機動戦士ガンダム』の40周年、そして『ハローキティ』の45周年を記念して、昨年からスタートした「ガンダムvsハローキティ」というコラボプロジェクト。その特別PVの完結編となる第3話目が、YouTubeに公開された。

 この動画シリーズは、1話目の「ハローガンダム」が昨年3月29日に公開。2話目の「めぐりあい」が同年7月9日に公開され、今回投稿された3話目の「愛・戦士」でついに完結した。

 これまでのストーリーは、『ハローキティ』の主人公、キティ・ホワイトの家のテレビ画面に、突然『機動戦士ガンダム』のハロが出現。ハロは「アムロ……助けて」と救援要請し、そのテレビ画面にはアムロ・レイの乗るガンダムがジオン軍と死闘を繰り広げている映像が映し出される。

 それを見たキティは「この人、すごくつらそう」とアムロを見ながら涙を流し、「話せば分かるはずよ」「みんな友だちだもの!」と言いながら自宅を出発。するとガンダムが戦っている宇宙空間にいきなりキティが出現した。

 驚いたアムロとキティがまったく噛み合わない会話をしているところに、ジオン軍のモビルスーツ・ゲルググとザクが襲撃。ゲルググの放ったビームライフルがキティに直撃する直前で2話目が終わった。

 そして今回のPV3話目の冒頭、ビームがキティを貫くと思われた瞬間に、キティの周囲に謎のバリアが出現。これがビームライフルを弾き返し、その光はゲルググを包みこむ。するとなぜかゲルググがデフォルメ化され、唐突にキティと仲良くなった。

 この異常事態を目の当たりにしたアムロは「キティ、君はいったい何者なんだ」と困惑。恐怖したアムロは、ガンダムを駆ってキティの前から全速で離脱。追いかけるキティが戦闘中の連邦軍とジオン軍のモビルスーツのそばを通りすぎると、次々と両軍が仲良くなって戦争を止めていくという謎の展開に。

 その後キティは、まるで『ガンダム』のキャラクターのララァ・スンのように精神世界でアムロを説得。映画『めぐりあい宇宙』の主題歌『ビギニング』が流れる中、キティの「私たちが力を合わせればきっとこの戦いを終わらせられる」「私を信じて」という言葉にアムロは心を動かされ、ガンダムとキティは一緒に最終決戦地であるア・バオア・クーに向かっていくというラストシーンだった。

 そんなぶっ飛んだストーリー展開に、ガンダムファンから「古谷さん、脚本読んだときどんな顔してたんだろ」「脳みそが理解を拒否してる」「予想通りのツッコミどころ満載でワロタ」「これぞ正しく愛フィールド」「俺は一体何を見ているんだ……」「アムロからしたら恐怖だな、これ」「敵味方がいきなり仲良くなるビーム撃ってくるとか、アムロ目線で見ると怖すぎる」「キティちゃん、Iフィールドからの反転攻撃とかユニコーンガンダムより強いじゃん」「キティとかいうMSだけ技術レベル違いすぎないか」といった感想が相次いでいた。

 2019年は「vs」ということで対決系のコラボ企画が多かった両作品。PV動画でアムロとキティが手を取り合ったように、今年は「LOVE&PEACE」をテーマに、新たなプロジェクトが始動するようだ。

※画像は『ガンダムvsハローキティ』プロジェクトのYouTubeチャンネルより