福田雄一監督の映画『ヲタクに恋は難しい』の完成披露試写会が１月１３日に東京・有明で行われ、Ｗ主演の高畑充希と山崎賢人、菜々緒、斎藤工、賀来賢人、ムロツヨシ、佐藤二朗、若月佑美が登壇した。
イラスト投稿サイト「ｐｉｘｉｖ」で連載された、ふじた氏によるｗｅｂ漫画を実写化した本作は、周囲にヲタクであることを隠して生活するＯＬの桃瀬成海（高畑）と、重度のゲームヲタクである二藤宏嵩（山崎）のピュアな恋愛模様を描く。
集まったファンたちが振る大量のサイリウムで出迎えられた高畑は、「サイリウム振ってもらったのはじめてです」と喜び、今回の役作りについて「ＢＬヲタクの役だったので、１８禁のＢＬ漫画を読んで勉強しました」と告白。中には過激な内容のものもあったようで、「けっこうすごくて、受けとか攻めとかあるんですけど……、消しゴムと鉛筆とかマグカップとお皿とか。人間の攻めと受けの話だけでなく、物の攻めやら受けやら哲学的なところまで考えてしまって、危うくハマるところでした」と勉強ゆえにＢＬにどハマりしそうになったと明かした。
今作はミュージカルシーンも多く、山崎はダンスに挑戦。イベント中に福田監督から「ダンサーの血が流れていない」とダメ出しを受けた山崎だったが、「ある日（ダンサーの血が）流れました」とこれを否定。これまでダンスの経験がなかったが、撮影終盤ではめっきりダンスの腕前が成長したようで、「最後はダンサーズハイになれて、すっごい気持ちが良かったです」と笑顔で答え、最初は踏めなかったというボックスステップまで披露。これには福田監督も「歌とダンスは練習でうまくなるんだなと、今回の山崎賢人を見て分かりました。ぜひみなさんにも見ていただきたいです」と太鼓判を押していた。
映画『ヲタクに恋は難しい』は２月７日より全国で公開。
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