立川志らく『鬼滅の刃』箱に入る禰豆子を「カルロス・ゴーン」に例えるの画像
画像は『グッとラック!』公式HPより

 1月10日放送された『グッとラック!』(TBS系)で、大人気マンガ『鬼滅の刃』が特集された。番組内で、MCを務める落語家の立川志らく(56)が、主人公・竈門炭治郎の妹である禰豆子を前日産自動車会長のカルロス・ゴーン被告に例えたことがネットで話題になっている。

 この日番組では、同作の大ファンだというお笑い芸人の椿鬼奴(47)が炭治郎ふうの衣装で登場し、社会現象にもなっている『鬼滅の刃』の人気の理由を生解説した。

 登場キャラクターやストーリーの説明を行い、鬼奴は同作の魅力を「過去の話が全部切なかったりいい話だったりする。家族の話が分かったりとかもするから母性本能がくすぐられることもある」と分析。また、連載開始から現在までの『鬼滅の刃』に関する検索数の伸びを表したグラフを紹介し、自身がこれまで『タモリ倶楽部』(テレビ朝日系)や『世界の果てまでイッテQ!』(日本テレビ系)、テレビドラマ『グランメゾン東京』(TBS系)などで同作品をアピールした際に検索数が激増したことを紹介した。

 登場時から熱の入った鬼奴の解説にファンも納得したようで、SNSでは「初見の人には全く伝わらないヲタ説明で笑ってしまった」「鬼奴さんむちゃくちゃ暑苦しく語ってる……わかるよ」「心の底から鬼滅好きなのがばちばちに伝わってきた」と共感コメントが多数上がった。

 しかしこの日、視聴者を笑わせたのは鬼奴の解説だけではなかった。鬼奴がキャラクターの説明をする中で、鬼になってしまった炭治郎の妹・禰豆子が箱に入って行動していると聞いて、志らくは「箱の中に入って、国外に脱出する?」とポツリ。禰豆子の様子を、大型ケースに入ってレバノンに逃亡した前日産自動車会長のカルロス・ゴーン被告に例えて笑いを誘った。

 この発言をきいた作品ファンは「ゴーンかってくだり秀逸」「一緒にすな タイムリーだけども」「ねずこはゴーンだった?」「順番的にはゴーンさんが禰豆子のパクリですからね」とのツッコミが後を立たず、大きな話題となった。

 コーナー終盤では作品愛ゆえに収拾がつかなくなってしまった鬼奴に変わり、見事に内容をまとめて見せた志らく。放送を終えた志らくは、自身のツイッターを更新し「私のまとめが正しかったかどうか鬼滅の刃を読んでみよう」「グッとラックの今日の私の着物、鬼滅の刃っぽいとのこと。もってるなあ私」と投稿。鬼奴の解説は、またも『鬼滅の刃』布教に大成功したようだ。

※画像は立川志らくのツイッタアカウント『@shiraku666』より