『サザエさん』カツオが名前をダメ出し「おまえが言うな!」とツッコミ続出の画像
画像はアニメ『サザエさん』公式サイトより

 9月8日に放送されたアニメ『サザエさん』(フジテレビ系)で、カツオが他人の“名前”にケチをつけるシーンが登場し、視聴者からツッコミが殺到した。

 この日放送された「ヘルメットの天使」というエピソードでは、イクラが最近仲良くなったという“電気工事の女性”が物語の中心に。その女性は相当な美人らしく、ノリスケはイクラを口実にして彼女と会おうとしていたという。サザエが彼女の噂を伝えたところ、カツオを始めとした磯野家の男性陣も興味津々に。

 そして後日、ふとしたきっかけからその女性と会う機会に恵まれるカツオ。美人を前に緊張しながら「はじめまして」とあいさつするカツオに対して、女性は「はじめましてじゃないかもよ」といたずらな笑みを浮かべる。実は学校の近くで工事をしていたときに、廊下で立たされているカツオを見かけたことがあったらしい。

 女性との出会いを経て、その名前が“アカリさん”だったことも判明。父親が「電気の工事をしているから」という名前の由来も明かされたのだが、独特なネーミングセンスに対してカツオは「ちょっと安易じゃない?」と苦笑した。

 このカツオの一言に、ネット上ではツッコミが続出。「むしろ磯野家ほど安易な名前の家族は存在しないんだが……」「カツオはもう少し自分の名前に悩め」「磯野カツオと命名されておきながら他人の名前に口出しするのシュールすぎる」「家族そろって海産物なのに人の名前を安易とかよく言えるな」といった声が相次いだ。

「2010年12月に放送された『サザエさんうちあけ話』は故・長谷川町子の自伝エッセイをアニメ化したものですが、この中で磯野家の名前の由来についても語られていました。カツオについては“元気いっぱいイキがいいカツオにしよう!”という理由で名づけたそうです」(アニメ誌ライター)

 美人を相手にしても臆せず名前にダメ出しをする。そのハートの強さもカツオらしい?