星野源
星野源

 10月5日から土曜夕方5時に放送枠が移動する人気アニメ『ドラえもん』(テレビ朝日系)。それにあわせて、歌手の星野源(38)が新主題歌を担当することが発表された。

 今回、主題歌に選ばれたのは、星野の『ドラえもん』という楽曲。これは2018年3月に公開された『映画ドラえもん のび太の宝島』の主題歌として星野が書き下ろした曲で、「どどどどどどどどど、ドラえもん」というインパクトのあるフレーズが当時大きな話題になった。

 テレビ朝日の番組公式サイトは、「映画主題歌が、テレビアニメのオープニングテーマにもなるのは、アニメ放送40周年を迎えた『ドラえもん』の歴史の中でも初めて」と『ドラえもん』の放送史上初の出来事だとコメント。

 そして10月の番組の“引っ越し”に合わせて番組が星野サイドにオファーを出し、「星野さんが応えるかたちで実現しました」と、主題歌決定の経緯を説明していた。

 この主題歌起用について、星野は「『ドラえもん』という歴史あるレギュラーアニメの新たなオープニングテーマにぜひこの曲を、というお話を聞いて、うれしくてうれしくて飛び上がりました」「ドラえもんと藤子先生のことを数ヶ月考え続け、心血注いで曲を作ってよかったと、音楽家としてとても誇らしい気持ちです」と、喜びのコメントを寄せている。

 星野源が『ドラえもん』の新主題歌を担当することに、ファンからは「こうなって欲しいと思っていました」「あの曲は映画だけではもったいなさすぎると思ってたので、めちゃくちゃうれしい」「オープニングのアニメーションも楽しみ」「令和のドラえもんはこれだ」といった歓喜の声が上がった。

 アニメ『ドラえもん』の主題歌は、2007年にmaoの歌う『夢をかなえてドラえもん』に変更。その後、12年間と長期にわたって使用されたこともあり、現在は『ドラえもん』の歌として幅広い層に認知されている。

 今後は星野源の歌声が、新しい『ドラえもん』の歌として子どもたちに受け継がれていくに違いない。