8月31日、アニメ『サザエさん』放送50周年を記念した実写ドラマ『磯野家の人々~20年後のサザエさん~』(フジテレビ系)の出演者が発表。そのキャスティングが大きな話題を呼んでいる。
この実写ドラマ版『サザエさん』は、アニメの20年後の姿を描いた作品となる。31歳になったカツオは洋食店のシェフ、29歳のワカメはアパレル関係のデザイナーになり、23歳のタラちゃんは就職活動中とのこと。また、中間管理職に昇進したマスオは上下からの板挟みに苦悩し、定年退職した波平はカツオたちの将来を案じているという設定のようだ。
そして注目のキャスト陣は、44歳のサザエ役が天海祐希(52)で、夫のマスオは西島秀俊(48)が務める。さらにカツオ役を濱田岳(31)、ワカメ役は松岡茉優(24)、タラオ役は成田凌(25)が担当。波平とフネの夫婦は、伊武雅刀(70)と市毛良枝(68)が演じる。
サザエ役の天海は「国民的なマンガのキャラクターなので、プレッシャーが半端ないです」と恐縮しつつも、「何よりもこんなチャンスはないので! サザエさんですよ!! すごくうれしいです」と歓喜のコメント。また、長年サザエの声を担当している声優の加藤みどりに直接アドバイスをもらったことも明かしていた。
『サザエさん』といえば、これまで何度も実写化されており、過去には女優の浅野温子(58)や観月ありさ(42)らが演じてきた。しかし、今回のドラマはアニメの20年後という設定のため、小学生のカツオたちも立派な大人に成長している点が異なっている。
そんな設定もあり、今回の出演陣に違和感を覚えるファンも少なくなかった様子。SNSでは「タラちゃんとマスオさん、かっこよすぎないか?」「タラちゃんイケメンになっちゃって……」「ワカメちゃん、かわいすぎ」「美男美女が多すぎてイメージ崩壊」「天海祐希さんがサザエさんヘアになるんだよね?」「天海さんと西島さん……今回はアクションものなの?」といったツッコミが続出。
その一方、「このキャスト見たら気になりだした」「この実写化は面白そうだ」と、逆に興味を抱く人の声も目立った。
この『磯野家の人々~20年後のサザエさん~』は、11月24日の夜8時からフジテレビ系で放送予定。“令和初”となる実写版『サザエさん』の続報に期待しよう。
※画像はフジテレビの公式サイトより