※画像はイメージです。
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 8月28日、メンタリストのDaiGo氏が自身のツイッターを更新。京都アニメーション放火殺人事件の被害者の実名報道について、マスコミを批判する生配信を行ったことに言及した。

 これはアニメ制作会社の京都アニメーションで発生した放火殺人事件の犠牲者の氏名を公表するよう、マスコミ各社が警察へ要請し、27日に被害者の実名を公表。このニュースを受け、DaiGo氏はYouTubeで緊急生配信を敢行した。

 この日のツイッターでDaiGo氏は、「昨日の生放送、この動画で僕はもうテレビに呼ばれなくなるでしょうが、我慢なりませんでした」とツイート。

 その生配信でDaiGo氏は、遺族の気持ちを無視するかたちで犠牲者の実名が公表されたことは「被害者の遺族の気持ちを踏みにじる行為」と激怒。生配信の中で「二度とテレビに出られなくなってもいいです」と言い放つなど、いつになく強い口調でマスコミ批判を行った。

 そしてDaiGo氏は、実名が公表されたことにより遺族に対して配慮のない取材が行われることを危惧。自身が過去に病気で母親を亡くしていることを明かしながら、「自分が(被害者の遺族の立場になって)同じことされたらと思うと本当に許せない」と発言し、ときおり目元の涙を拭う場面も見られた。

 そんな生配信動画を見た視聴者は、SNSで「私も今回の実名報道に対する怒りがあったので言ってくれてうれしい」「何も考えず、実名報道を見ていたことを恥ずかしく感じた」「あなたが正しいと思いました。応援しています」「許せないことを許せないと言ってもいいじゃん」「カッコいい生き方で尊敬します」など、DaiGo氏の考えを支持するコメントが多数寄せられていた。

 このDaiGo氏の動画はYouTubeの急上昇ランキングの1位を記録。配信から1日もたたないうちに130万再生を突破するなど、大きな反響を呼んでいる。ちなみにDaiGo氏は、この生配信で視聴者から得た「スーパーチャット(支援金)」は、全額京アニに寄付したことをすでに公表している。