広瀬アリス
広瀬アリス

 TOKIOの松岡昌宏(42)が、10月スタートの新ドラマ『死役所』(テレビ東京系)の主演を務めることが発表された。

 同ドラマは「月刊コミックバンチ」(新潮社)で連載中のあずみきし氏による同名マンガが原作。人が死後に成仏するための手続きを行う“死役所”を舞台に、さまざまな理由で亡くなった人々の生前の姿を紐解いていくというストーリーで、松岡は「お客様は仏様です」が口ぐせの慇懃無礼でミステリアスな職員・シ村を演じる。

 今回のドラマ化にあたり、松岡はコメントを発表。これまで熱血漢な役どころが多かったことから、シ村という役を新境地だと語り「『お客様は仏様です』。僕は原作で軸となるシ村のこのセリフを相当練習しました。もう20パターンぐらいやって、やっと『これでいこう!』という自分の中でしっくりくる言い方を見つけました」と、気合十分な様子を見せた。

 きゃりーぱみゅぱみゅ(26)や広瀬すず(21)ら著名人がSNSなどでファンを公言しているこの作品。累計部数は電子書籍版も含め300万部を突破するという人気コミックのドラマ化に、早くもネット上は大盛り上がり。「実写化が楽しみないい例の作品」「松岡さんでドラマ化うれしい! 絶対見る」と期待の声が寄せられている。

 また、現在は松岡以外のキャストは未発表だが、ヒロイン・ニシ川役に誰が配役されるか予想するファンも多く、これまでメディアで同作への思いを語ってきた女優の広瀬アリス(24)へ出演を期待する声が目立っているようだ。

「“死役所”に務める職員は全員が元死刑囚という設定。ヒロインのニシ川も3人の不倫相手を残忍な手口で殺めた過去があるキャラですが、ネットでは“広瀬アリスが適任”“広瀬さんにやってほしい”という意見が多いようです。というのも彼女は、2017年に出演した『おしゃれイズム』(日本テレビ系)で、『死役所』の大ファンであることを熱弁してました。さらに同年に登場した『週刊新潮』(新潮社)のインタビューでも同作への愛を語り、作品の号泣ポイントを明かしてます。

 また彼女がヒロイン役の候補として名前が挙がるのはそれだけではありません。ドラマ『死役所』で監督を務める湯浅弘章氏の手がけた昨年のドラマ『探偵が早すぎる』(日本テレビ系)で彼女は、滝藤賢一(58)とW主演を果たしていますからね。現場との相性もいい。作品への愛もある。となれば、ファンも広瀬アリスの出演を期待するはず。ドラマ化の完成度を高めるには彼女の存在が不可欠なのでは」(テレビ誌ライター)

 一方、原作では“死役所”に訪れた人々は、事故などで死んだときのままの姿で現れるという設定がある。どこまでグロテスクな場面が再現されるのかも気になるところだ。