ジョジョの奇妙な冒険“ロス”も、最終話特殊OPに「鳥肌立つ」「何度も見ていたい」の画像
画像はアニメ『ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風』公式サイトより

 荒木飛呂彦氏原作の人気アニメ『ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風』(TOKYO MXほか)が、7月28日の放送で完結を迎えた。最終回限定で流された特殊OPに、「鳥肌が止まらない」と絶賛の声が相次いでいる。

 60分拡大スペシャルとして放送された最終回では、主人公のジョルノ・ジョバァーナとギャング組織のボス・ディアボロが対峙。“矢”に貫かれたジョルノのスタンドがゴールド・エクスペリエンス・レクイエムへと覚醒し、圧倒的な力によってディアボロを撃破した。

 そしてジョルノとディアボロとの激闘は、ハセガワダイスケの楽曲『裏切り者のレクイエム』を使用したOP映像にも反映されることに。前回までは、OPの途中でディアボロのスタンド「キング・クリムゾン」によって曲がストップし、“時間を消し飛ばす”特殊演出が挿入されることがあった。しかし最終回のOPではその特殊演出にさらに変化が加えられ、消し飛ばしたはずの時間がジョルノのスタンド能力によって巻き戻されていくという演出に。

 それに続いて登場するジョルノの肩越しの姿は、父親であるディオが第3部で登場したときと同じ印象的なポーズに。曲は再開され、最後は矢に貫かれたジョルノのスタンドがゴールド・エクスペリエンス・レクイエムへと覚醒し、ディアボロにラッシュ攻撃を放つ様子が描かれていた。

 手の込んだ演出がてんこ盛りのOPに、視聴者からは「何回見ても鳥肌が立つ、マジでかっこいい」「素晴らしいOPだった。制作陣のジョジョに対する愛と熱意が伝わってくる」「こんなかっこいいOPほかにないぞ」「この演出はニクイね! レクイエムの覚醒シーンも最高にかっこよくて変な声出ちゃった」「ジョルノにディオの面影が重なるところが最高すぎて何度もリピートしてる」と大反響が巻き起こっている。

「第3部でもディオのスタンド『ザ・ワールド』が時間を止める演出があり、第4部では曲が逆行し、吉良吉影のスタンド『キラークイーン』が時間を巻き戻すような演出がされていました。第5部で恒例の特殊OPが登場したときはファンが大喜びでしたが、まさかさらに演出を重ねてくるとは驚かされた人が多かったようです。最終話までサービス精神旺盛なことも作品の高評価につながっているようです」(アニメライター)

 原作の魅力を最大限に活かしたアニメ化は、いつまでも視聴者の心に残り続けることだろう。