8月1日、昭和41年に放送された『ウルトラマン』を『シン・ウルトラマン』として映画化し、2021年に公開すると株式会社カラーが発表した。
企画・脚本は庵野秀明氏(59)、監督は樋口真嗣氏(53)が担当し、2016年に映画『シン・ゴジラ』を大ヒットさせたコンビが再び手を組む。脚本検討稿は2019年2月5日に脱稿しており、庵野氏は新劇場版『エヴァンゲリオン』全4部作の完結編にあたる『シン・エヴァンゲリオン劇場版●』(※●=:|| 音楽記号のリピート)の完成後、映画制作に本格的に合流する予定となっているという。
合わせて公式発表では、主要キャストとして西島秀俊(48)、斎藤工(37)、長澤まさみ(32)の3名が挙げられた。
この知らせを聞いて、ネット上では「このキャスト、相当なチカラの入れ具合なんだな」「マジだったか! かなり期待できる」「生きてる間にエヴァ続編、庵野版ゴジラ、ウルトラマンが観られるなんて!」「エヴァ終了後に合流って発表もありがたい!」「庵野監督がやる気満々でひと安心」と興奮の声が続出。庵野氏は大阪芸術大学在学中に、本人主演・監督で『ウルトラマン』の8ミリ映画を自主制作したほどのファン。庵野氏が手がける脚本にも、期待は高まる一方だ。
この情報解禁に、アニメ『エヴァンゲリオン』シリーズで主人公・碇シンジを演じる声優の緒方恵美(54)もツイッターで反応。「解禁されたのですね! おめでとうございます! 本当に楽しみ!」とコメントした。来年6月の公開が決定した『シン・エヴァ』、そして21年公開の『シン・ウルトラマン』。樋口監督は、「先輩たちが生み出し育ててきた、眩しく重たいそのバトンを次につなぐ責務を粛々と努めて参る所存です」とコメントしている。