『デジモン』クラウドファンディング実施に賛否「応援したいと思えない」の声もの画像
※画像は『デジモンアドベンチャー LAST EVOLUTION 絆』の公式ツイッターアカウント『@Digi_advntr20th』より

 放送開始から20周年を迎える人気アニメ『デジモンアドベンチャー』シリーズ。7月29日には、新作映像化に向けたクラウドファンディングを実施することが発表され、ネット上では「これは夢がある企画」「正直違和感のほうが大きい」と賛否両論の意見が上がっているようだ。

『デジモンアドベンチャー』は、1999年にフジテレビ系でアニメ放送が開始し、映画や小説、ゲームなど、マルチに展開してきた人気作品。選ばれし子どもたちが、“デジタルワールド”という仮想世界に住むデジモンたちと冒険を繰り広げる物語だ。

 今回のクラウドファンディングでは、来年2月公開の映画『デジモンアドベンチャー LAST EVOLUTION 絆』で描き切れなかった物語や、大人に成長したキャラクターとデジモンの日常などを描いた「メモリアルストーリー」の映像化が予定されている。

 このクラウドファンディングの応募は8月22日から始まり、参加者には「メモリアルストーリー」を収録したBlu-ray(全5話・1話約5分)、2月公開映画の先行上映会参加権、メモリアルストーリーのアフレコ収録参加権、そして『デジモン』のキャラクターデザイナーの渡辺けんじ氏にオリジナルのパートナーデジモンを描いてもらい、ぬいぐるみ化してもらえる権利などが特典として用意されるという。

 この豪華な内容に、SNSでは「パートナーデジモンと出会えるチャンスなんて参加するしかないでしょ!」「10万くらいだったら手を出してしまいそう」「デジモン直撃世代だから素直に楽しみ」など、期待を寄せる声が続出。

 しかし、その一方で「デジモンほどのビッグタイトルなのにクラファンしないと作れないの?」「ファンへの感謝と恩返しって言いながらお金を募るのはどうかと思う」「新たな動きにつながるなら支援したい。でも映画で描き切れなかった物語にクラファンとか言われても……」「リターンの内容によるけど、今のところ応援したいと思えない」といった否定的な意見も上がっていた。

 今回のクラウドファンディングの詳細については、今後『デジモンアドベンチャー』の公式ツイッターで随時発表される予定。どのようなかたちでファンを喜ばせてくれるのか、さらなる続報を待ちたい。

※画像は『デジモンアドベンチャー LAST EVOLUTION 絆』の公式ツイッターアカウント『@Digi_advntr20th』より