『のび太の牧場物語』アプデも“奴隷解放”ならず?「まだテコ入れ必要」「楽しい」と賛否の画像
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 6月13日の発売以来、ゲームバランスの調整を求める要望が多かったNintendo Switch用ソフト『ドラえもん のび太の牧場物語』。早くもアップデートが実施されたが、「のび太の“奴隷解放”はまだまだ先になりそう……」と苦言を呈する声が上がっている。

 同作は『ドラえもん』と人気シミュレーションゲームの『牧場物語』シリーズがコラボした“ハートフル農場ゲーム”。プレイヤーはのび太を操って畑を耕したり、動物の世話をして牧場を発展させることを目指していく。

「基本的には資金を稼いでアイテムなどのアップグレードを繰り返すゲームなんですが、資金を稼ぐ方法はプレイヤーの自由に委ねられています。ただ現状では作物を育てるよりも鉱石を掘ったほうが圧倒的に効率が良いとされるため、のんびりとした牧場生活を送りたかったユーザーから不評が上がってしまったんです。『牧場物語』では鉱山をうまく使うこともコツですが、今回は、まるでプレイヤーがのび太に強制労働を強いているようで、“イギリスの産業革命のよう”と発売当初から話題となりました」(ゲームライター)

 ゲームバランスの偏りを指摘する人からは、「のび太が朝から晩まで奴隷みたいに鉱石を掘ってる姿、あまりにもブラック労働すぎる」「のび太が過労死寸前だよ!」「牧場物語じゃなくて鉱山奴隷物語になってる」「今のところのび太を鉱山でひたすら強制労働させるゲームなんだよな」などの声が上がり、SNSでは、ユーザーが描いた過酷な労働を強いられるのび太のイラストも多数アップされていた。

 6月19日には公式ツイッターが「次回アップデートで、ゲーム内のバランス調整を行う予定です」というプロデューサーからのコメントを投稿。それから数日で「Ver.1.0.2」へのアップデートが実施され、さざまざなバグの修正やアイテム購入価格の変更が行われた。

 しかしアップデート内容に対して批判的に捉える人も多く、「まだまだテコ入れしなきゃいけない部分はたくさん残ってる。今のままだと鉱山物語から変わってないよ」「金策する手段が減ったからまた鉱山通いの生活に戻ってしまった」「牧場物語なんだからやっぱりもっと牧場内で稼げるようにしてほしいな」「のび太の奴隷解放はまだ先?」「いつもの牧場物語でめっちゃ楽しい!」といった意見が広がっている。

 アップデートは今回限りではなく、今後もユーザーからの要望が反映されていく模様。注目タイトルだけに厳しい意見も多いようだが、時間とともに解決されることを期待したい。