銭形稲荷に次元おにぎり、モンキー・パンチさんをしのぶ会「作品愛あふれる」の画像
会場に展示されていた水墨画タッチで描かれたルパンらのイラスト

 4月11日に肺炎のため81歳で死去した人気アニメ『ルパン三世』の生みの親で漫画家のモンキー・パンチ(本名・加藤一彦)さんをしのぶ会が6月14日、東京・青山葬儀所で開かれ、ルパンの声優を務めた栗田貫一(61)や実写映画版でルパンを演じた小栗旬(36)、同作で銭形警部を演じた浅野忠信(45)らが参列した。

 祭壇は、夜景を背景に『ルパン三世』のジャケットカラーをイメージしたたくさんの赤いバラで彩られ、遺影とともにルパン、次元大介、峰不二子、石川五ェ門、銭形警部のパネルが配置され、故人がルパン三世の追走劇を見守っているかのようだった。

 関係者向けに行われた食事の席では、銭形警部の顔そっくりに作られたお稲荷さんや、次元の横顔がのりで描かれたおにぎり、不二子のバストを模したスイーツなどが参列者たちに振舞われた。モンキー・パンチさんと『ルパン三世』への愛があふれるしのぶ会になったようだ。