もしかしてボス級のポテンシャル!? 『鬼滅の刃』立志編で“実は凄い能力を秘めていた”意外な鬼たちの画像
※画像は2019年6月25日に投稿された『鬼滅の刃』公式X(@kimetsu_off)のポストより

 現在、フジテレビ系にて毎週日曜日朝9時半より全話再放送中のアニメ『鬼滅の刃』。2026年8月16日には『竈門炭治郎 立志編』の第19話「ヒノカミ」が放送された。

 『立志編』最大の敵である下弦の伍・累との戦いもいよいよ佳境に突入。この回では、絶体絶命の竈門炭治郎が、走馬灯の中で見た生前の父が舞っていた「ヒノカミ神楽」からヒントを得て、新たな技を繰り出すシーンが見どころ。特殊エンディングで使用された、中川奈美さんの歌う「竈門炭治郎のうた」も視聴者の涙を誘った。

 これ以降の『鬼滅』では、1シーズンにつき大体1〜2人の十二鬼月と戦うことになるが、『立志編』にもさまざまな鬼が登場していた。

 ほとんどが一度しか登場しない鬼たちだったが、それぞれが持つ能力は実に個性的。ユニークな戦い方を見せ、それに対応していく炭治郎を見ているだけでも心が躍った。

 今見ても、使い勝手が良さそうな固有能力を持ち、使い手に力量が伴っていれば「ボス級の強さがあったのでは?」と思われる鬼もいた。

 そこで今回は、『立志編』に登場した“実は凄い能力”を持った鬼たちを、あらためて振り返りたい。

 

※本記事には作品の内容を含みます。

 

 まずは、炭治郎が初任務で戦った沼鬼に触れておきたい。作中では16歳の少女ばかりを狙い、夜な夜な人さらいをする鬼として登場。ファンブックなどでは変態扱いされている。

 彼は性格の異なる3人に分裂したり、地面の中に沼のような異空間を作ったりする異能を持つ。これ以降の『鬼滅』の物語を知っている人なら、分裂できる点は上弦の肆の半天狗、異空間を作れる点は上弦の陸の堕姫の能力に近いと感じたことだろう。

 その力を精鋭の十二鬼月ですらない単なる鬼が持っているのだから、かなり異質な存在であることがうかがえる。

 ただし、沼の中に普通の人間が入ると身動きがとれなくなるとはいっても、当時の炭治郎が「狭霧山の頂上の方が空気が薄い」と感じる程度。その動きにくい沼の中で炭治郎は、分身2体と戦って首を討ち取っているので、そこまで沼鬼に有利に働く異空間ではなかったのかもしれない。

 とはいえ、これらの沼鬼の能力は、日常生活を送る上でもうらやましい能力だ。分裂できたら何かと便利ではあるし、異空間である沼の中は便利な倉庫代わりにもなりそう。現代を生きる我々が「どの鬼の能力が一番欲しいか」と聞かれたら、この沼鬼の能力を選ぶ人も少なくないだろう。

 続いて、ボス級の強力な能力を持っていたのが、鼓屋敷で戦った響凱だ。彼は体についた鼓を奏でるたびに屋敷の部屋を回転させたり、爪痕のような斬撃を加えたりすることができる。別の鬼との戦いでなくしてしまったが、かつては空間転移ができる鼓も持っていた。

 屋敷の部屋を回転させる能力は、のちに上弦の肆となる鳴女の、縦横無尽に形を変える無限城を操る能力に酷似している。

 空間操作の規模こそ違うが、それに加えて斬撃で戦えるとなると、響凱が秘めたポテンシャルはかなりのものといえそうだ。それもそのはず、響凱はもともと下弦の陸だったが、ある日人間の肉を食べられなくなったために鬼舞辻無惨から地位を剥奪された経緯の持ち主だ。

 当時の響凱は斬撃攻撃を放つ腹の鼓しか持っておらず、下弦から外された後も努力と研鑽を続けて、さらなる能力を身につけたことが推察される。その勤勉さを踏まえると、彼が人間の肉さえ食べ続けられていたら、非常に手ごわい十二鬼月として鬼殺隊の前に立ちはだかったかもしれない。

 ちなみに無惨は、部下の鬼の中にも好き・嫌いがあるようだが、比較的まじめな性格の鬼を好む傾向が見受けられる。人間を食べられなくなった響凱を殺さず、数字の剥奪という軽い処分にとどめたことから見ても、響凱はかなり好印象だったのかもしれない。

 もしどこかで歯車の噛み合いが異なっていたら、響凱が無限城を操る「上弦の肆」になっていた可能性も考えられなくはない。それはそれで見てみたかった気もするが……。

 このほかにも、矢印で物体のベクトルを自在に操り、追跡にも利用できる便利な能力を持つ矢琶羽や、他人を糸で操れる母蜘蛛、頑丈な手をたくさん持つ手鬼など、地味ながら使いようによっては強力になりそうな能力を持つ鬼がいた。

 運命が少しでも変わり、彼らが成長して活躍するような展開があったら、鬼殺隊の戦いはさらに厳しいものになっていたのかもしれない。

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