人気コスプレイヤー・鬼木このは『着せ恋』リズきゅんの“がおーポーズ”再現!「初見で心をつかまれました」の画像
鬼木このはさん(撮影・だい坊)

 8月16日と17日の2日間、有明・東京ビッグサイトで同人即売会「コミックマーケット106(以下、C106)」が行われ、2日間で25万人の来場者を集めた。

 例年通り、コミケ名物のコスプレイヤーも大勢来場し、屋上展示場コスプレエリア(以下、屋上エリア)や、約3年ぶりに復活した庭園に集結。初日の屋上エリアには人気コスプレイヤーの鬼木このはさんの姿があり、多くの一般参加者から撮影を求められていた。

 『その着せ替え人形(ビスクドール)は恋をする』に登場する作中作『超売れっ子高校生ラノベ作家の俺が毎晩サキュバスに迫られて困っています』のキャラ「リズ」のコスプレで注目を集めていた彼女を直撃。衣装のこだわりや工夫、コスプレを始めたきっかけなどを聞いてみた。

 

ーーまず、リズのコスプレをしようと思った理由から教えてください。

鬼木:アニメで、喜多川海夢がリズきゅんに扮した姿を初めて見たときに「かわいい!」と心をつかまれました。リズきゅん特有の「がおー」の表情で両手を添えるポーズも大好きで「自分もコスプレしたい!」と思ったのがきっかけです。主人公(五条新菜)とリズきゅんのコスプレをした海夢ちゃんの距離が、撮影中に急接近していくドラマチックな展開にもキュンとしました!

ーーこの衣装を手に入れるのにはどれくらい時間がかかりましたか?

鬼木:衣装は既製品を少し調整しただけなので、時間はほとんどかかっていません。時間をかけたのはウィッグです。届いたものが毛量多めだったので軽くして、ぱっつん前髪をきれいに作ってスプレーで崩れないよう固定しました。ウィッグカットが得意ではないこともあり、丸一日かかっちゃいました……。

一一小道具やウィッグのこだわりをお聞かせください。

鬼木:ウィッグのもみあげと前髪に特にこだわりました。結い上げ部分がきれいに見えるようバランスを調整しています。つけまつ毛は、写真で見ると少し強調しすぎたかなと感じたので、次はそのあたりを改善してリベンジしたいです。

ーーウィッグやメイクのノリをよくするために工夫していることは?

鬼木:メイク前の保湿を徹底しています。今は、しっかり潤ってくれる「d’Alba(ダルバ)」のミスト化粧水を愛用しています。仕上げにはメイクキープミストも使っています。

ーーコミケ会場でのハプニングや、思い出に残っている出来事はありますか?

鬼木:一番のハプニングは忘れ物です。過去に、更衣室に入ってからウィッグネットを忘れたことに気づき、悩んだ末に履いていたストッキングを破って代用しました。会場に入ってから靴を忘れたと気づき、急いでタクシーで買いに行ったこともあります。それ以来、持ち物リストを作って対策しています。

ーーちなみに、なぜコスプレを始めたんですか?

鬼木:高校生のときに、コミケのコスプレエリアで初めてコスプレイヤーさんを見て、そのかわいさ、キラキラしている姿に惹かれてしまったんです。もともと内気で自信がなかったのですが、それから「自分もコスプレで違う自分、好きなキャラになりたい」と思うようになりました。

一一体型維持やスタイルづくりで普段やっていることはありますか?

鬼木:普段はグラビア活動もしているので、肌管理にはこだわっています。化粧水や乳液、美容液、サプリなどを研究する美容・コスメオタク気質です。ジムではお尻を中心に鍛えていますが、最近は少しさぼり気味です……。

ーーコスプレをやっていてよかったと思う瞬間は?

鬼木:「似てる」と言ってもらえた瞬間が一番うれしいです。自分でメイクを試行錯誤してキャラに少しでも寄せられたと感じたとき、好きなキャラクターになれた気がします。

■鬼木このはさん公式X
https://x.com/Sakura_Oni3
■鬼木このはさん公式Instagram
https://www.instagram.com/konoha.oni
■「コミックマーケット106」公式サイト
https://www.comiket.co.jp

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