1986年より連載され、その独特のセンスと世界観が愛されている荒木飛呂彦氏の『ジョジョの奇妙な冒険』(集英社)。3部から始まったスタンド能力を用いたバトルは『ジョジョ』の代名詞とも呼べるものであり「どのスタンドが強いか」はファンの間でも長きにわたって考察され続けるネタだ。
その中で、1992年から1995年まで連載された、東方仗助を主人公にした第4部「ダイヤモンドは砕けない」は、物語が一貫して同じ街の中で進んでいく異色のシリーズ。バトルも3部や5部以降のような殺伐としたものばかりではなく、中にはコメディタッチのエピソードもあり、スタンド能力に関しても一般市民が使うような非戦闘系のものも登場した。
そこで今回は『ジョジョ』ファンの30代から40代の男性200人を対象にアンケート調査を実施。『ジョジョの奇妙な冒険』第4部「ダイヤモンドは砕けない」に登場するスタンドの中から、日常生活で使ってみたいものを1つ選んでもらった。「どんな用途に使いたいか」といった回答も合わせて、結果をランキング形式で紹介したい。(アンケートサイト「ボイスノート」協力)
■第3位「レッド・ホット・チリ・ペッパー」
まず、14.5%の得票率で第3位になったのは「レッド・ホット・チリ・ペッパー」。
ギターを愛するロッカー・音石明の使うスタンド「レッド・ホット・チリ・ペッパー」は電気を操り、電気と同化するスタンド。コンセントや電線の中など、あらゆる電気のあるところを移動することができ、そのスピードは光速に近い。
選んだ人からは「電車に乗らずに一瞬で移動できるから、移動時間が無駄にならなくて良いなと思えた」(32歳・男性)、「時間を有効に使えるから 日本のいたるところに瞬間移動したい」(41歳・男性)、「みんなでパーティーをするときに使いたい」(43歳・男性)という声が集まった。新しい移動の形?