■毎回違った衣装が注目だった木之本桜の制服
続く第2位は11.3%の人に選ばれたCLAMPによる漫画『カードキャプターさくら』の木之本桜の制服。
1996年から『なかよし』で連載され、1998年4月にNHK BS2「衛星アニメ劇場」でアニメ化。小学4年生のさくらが、自宅の書庫で不思議な本を見つけたことで、ケロちゃんこと封印の獣・ケルベロスとともに魔法のカード「クロウカード」の回収に向かう物語。
さくらの通う友枝小学校には小学校ながら制服があるようで、黒のセーラー服に白いスカート、白いスカーフ状のタイに、ところどころ赤いラインが入っているのがポイントとなっている。特に変わっているのが、後ろから見ると「W」のようになっている大きな襟のデザインと、リボンのついた白のベレー帽。かなりデザイン性の高い制服となっている。
さくらがローラーブレードで登校していることも同世代の女子の憧れだったようで、選んだ人からは「あの格好で登校したかった!」(30歳)、「髪の毛も洋服もさくらちゃんが憧れでした」(35歳)、「いつもかわいい服を着てる。制服もオシャレ」(27歳)、「似た帽子を買ってもらった思い出があります」(33歳)というコメントが寄せられた。
また『さくら』といえば、親友の大道寺知世が毎回お手製で作っている戦闘服のかわいらしさもポイント。このジャンルの定番でもある変身シーンはなく、毎回知世の作った衣装に着替えて登場するというのが注目ポイントでもあった。本編に登場したさくらの衣装はさまざまなブランドとコラボし、実際に販売されることもあった。